横浜弁護士会新聞

2010年7月号  −4− 目次

横浜弁護士会春季囲碁大会 全勝優勝!
 恒例の平成22年度横浜弁護士会春季囲碁大会が、5月29日に当会会館5階大会議室で開催された。午前11時から1人4局を打つ個人戦で、小野毅常議員会議長杯をめぐり盤上で熱戦が繰り広げられた。
 優勝は4勝0敗で特別参加の筆者、準優勝は3勝1敗で谷正昭会員になった。準優勝については、勝敗で奥山壽会員も並んでいたが、谷会員が直接対決を制していたことが決め手となり順位が確定した。
 筆者は、瀬沼忠夫会員、鈴木質会員、上村恵史会員、柴野眞也会員の順で対局した。
 対局を振り返ってみると、1局目、瀬沼会員との4子局白番では、瀬沼会員の堅実な打ち回しに中盤まで差が埋まらなかった。しかし、攻撃の合間に相手の石が少しずつ取れ、中央付近にも白地ができたので、何とか勝利できた。そして、2局目以降は、どの対局も激しい戦いだったが、さいわい相手の大石を討ち取ることができ、良い流れのまま勝利を収めていくことができた。今回の優勝は、第1局目の瀬沼会員との難しい対局に勝利し、弾みがついたことに尽きる。
 最後に、今大会では、長瀬陽朗会員が初参戦し、今まで以上に活気あふれる楽しい大会となった。
 囲碁は、陣地取りゲームでルール自体は簡単だし、置碁のルールにより上手にはハンデを課すことができるので、どなたでも楽しめます。皆様もぜひご参加下さい。
(横浜弁護士会職員 三浦 隆志)

今年は一進一退 〜島 朗九段による指導対局会〜
 恒例の島朗九段による指導対局会は、昨年に引き続いて島九段、山田久美女流三段、鈴木環那女流初段の3名にお越しいただき、5月22日に当会会館にて開催された。司法研修所教官の任を終えた大木孝会員の久しぶりの参加もあり、夜の中華街での懇親会も含め大いに盛り上がった。
 島九段に対する角落ち戦では、松延成雄会員が、昨年指し掛けのまま終わっていた局面から1手指しただけで島九段を投了に追い込み、新たに指したもう1局も快勝と実力を発揮。齋藤尚之会員も厚みを築いて押し切っていた。しかしその他の会員は敗れ、山田女流三段、鈴木女流初段に対する駒落ち戦でも、各会員一進一退。
 筆者自身は、女流棋士2人にはなんとか勝利したものの、島九段との対局では、自玉が不詰めと思い上手玉に必死を掛けたところであえなく詰まされて頓死。しかも上手玉に詰みがあったことを指摘されてがっくり。
 このときの局面を簡略化すると、攻め方:1六歩、3四銀、4四歩、玉方:3二玉、1一香、1四歩、2三歩、4二金、持ち駒:金、銀、銀、歩の詰将棋が出来上がった。19手詰みと長手数ながらほとんど並べ詰みの簡単なものなので、腕におぼえのある方は是非解いていただきたい。
 当将棋会の有志で職域団体対抗戦に参加するなど腕試しもするようになったが(初参加の4月では一番下のF級で準優勝!!)、やはり仲間内でわいわい言いながら将棋を指すのは楽しい。将棋に興味のある方は是非とも当将棋会に参加していただきたいと願っている。
(会員 種村 求)

横弁圧勝! 一弁テニス部 対抗戦
 毎年恒例の一弁テニス部との対抗戦を5月29日から30日にかけて今年も行った。場所は、山梨県の河口湖付近のフィットリゾートクラブ。テニスコートだけでなくプールやゴルフ場までそろっている広大な敷地で、宿泊施設も、一つの部屋に、それぞれ2つずつバスルーム、ベッドルーム、洗面所、トイレがそろっている上にサンルームまである素敵で豪華な施設だった。
 晴れていれば、テニスコートの目の前に富士山が見えるはずだったが、お天気は、あいにくの濃霧。まるで雲の中でプレイをしている気分でロマンチックな気分になったのも束の間、汗と霧に濡れた体が冷えて凍えそうになり、筆者はハロゲンヒーターの前に陣取って練習や試合を眺めていた。
 1日目は、朝9時から終日練習だったが、練習後の懇親会でのビールやご当地ワインが心と体に染み渡った。懇親会は、初参加の方の自己紹介で始まった。その後、芸能の部があり、当会・一弁会員らや裁判官がステージにあがり、歌や雅楽のような横笛が披露された。目や耳を楽しませていただいた。
 2日目は朝9時半ころから試合が始まった。お天気は相変わらずだったが、滞りなく全ての試合を終えることができた。横弁テニスクラブからは子供を含め37名、一弁テニス部からは23名、合計60名もの参加があり、濃霧と寒さに負けない盛り上がりを見せた。試合は、上達度に合わせてダブルスを組み、横弁対一弁の対抗戦にし、勝ち取ったゲーム数で勝利を競った。
 途中でやむなく帰宅したメンバーもいたため、第1試合は13試合、第2試合は11試合行った。横弁チームの人数が一弁チームを上回ったため、何名かのトレードをし、ハンデを負った上での試合だったにもかかわらず、第1試合は8対5、第2試合は6対5で、いずれも見事横弁チームの勝利だった。
 ちなみに筆者は超初心者なのだが、初心者だけ集めて特訓をしていただいた上、上級者とダブルスを組ませていただき無事1勝を得ることができた。
(会員 若松 みずき)

備えてあんしんローゴヨーイ・ドン!

編集後記
 今年の総会は議事の進行もよくてきぱきと進んだように思う。ただ、せっかく質問するのであれば、質問者も納得するまでくいついていった方がいいのではないかと思える場面も。満員の会場の様子からして、当会の総会もあとどれくらい横弁5階で行えるのだろうか…。
デスク 澤田 久代  1面担当 早川 和孝  2面担当 中嶌 慶子
     3面担当 工藤  昇  4面担当 岡部 健一
高橋 謙二

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