会員 田場 眞理子 |
一昨年から1年余り、事務所を休職させて頂き、海外転勤になった夫についてロンドンに住む機会に恵まれました。この間、私は語学学校に通うなどしていたのですが、英語力は大して伸びず、行く前は簡単な日常会話レベルだったのが、帰国する頃は容易な日常会話レベルでした。 |
ですが、語学学校では各国の友人ができてとても楽しく、また、ネイティブが使う英語を学ぶことができました。辞書で調べたとおりにしゃべっても「そういう意味はない」「フォーマル過ぎて変」などと突っ込まれ、ネイティブに対して辞書は全く当てになりませんでした。また、アメリカ英語を話すと馬鹿にされることも叩き込まれました。 |
さて、ロンドンには、いうまでもなく数多くの観光名所があります。特に印象的だったのは、バッキンガム宮殿と国会議事堂の内部見学でした。いずれもセキュリティチェックを受けて中に入るのですが、内部の贅を尽くした豪華さには圧倒されました。 |
また、ナショナルギャラリー、大英博物館等の美術館、博物館はほとんど全て無料です。場所も便利な所に位置しており、友達との待ち合わせ前に20分だけ見学するなど、気軽に利用できます。 |
さらに、ロンドンにはシアターが乱立し、ミュージカルを安く手軽に見に行くことができます。ある日などは、当日思い立って「ビリー・エリオット」という人気ミュージカルを見に行ったところ、バレエシーンに感動してその足でロイヤルオペラハウスに行き、バレエ白鳥の湖を見たことがありました。他にも、ロンドンにはいくつもの空港があり、多数の便が発着しています。夫がヨーロッパの各主要都市のオフィスへよく出張したので、私もついていきましたが、ロンドンからはどこに行くのにも便利でした。 |
以上のような貴重な経験ができたのも、快く送り出して下さったボスと姉弁のおかげです。心から感謝申し上げます。 |