横浜弁護士会新聞

2010年2月号  −4− 目次

法律相談センターマスコット決定 吾輩はウサギとレッサーパンダ。名前はまだない。
ウサギ  当会法律相談センターにおいても、時代の流れに乗りマスコットキャラクターが誕生した。複数の候補から選定されたウサギとレッサーパンダのキャラクターは、さっそく法律相談センターをPRするティッシュペーパーやメモ帳などに印刷され、昨年12月12日の弁護士フェスタで配布された。
 このようなマスコットキャラクター誕生の背景には、法律相談の予約件数の低下という問題がある。法律相談センター運営委員会でも、昨年度は相談料の改定と専門相談の設置、今年度はマスコットキャラクターと、あの手この手で問題改善に努力している。
 委員会の諸先輩からは、若くて仕事が少ない頃は弁護士会の法律相談に助けられた、といった話をよく聞く。若手弁護士の数は年々増加しており、これらの者にとっては、弁護士会の法律相談の場は、経験を積むための非常に貴重な機会となる。昨今は法律事務所ごとにホームページなどで法律相談の案内がされているため、弁護士会の法律相談の持つ意味合いも少しずつ変わって来ているようだが、相談に来る方々のためには勿論、相談を行う弁護士のためにも、弁護士会という冠のついた法律相談が、今後も継続されていかなければならない。 レッサーパンダ
 今回誕生した2匹のマスコットキャラクターは、このような難題を見事解決する救世主となってくれるか、成長を見守っていきたい。
 なお、マスコットキャラクターの名前は、一般公募を経て近日中に決定されることになっている。こちらも期待してもらいたい。
(会員 川瀬 典宏)

弁護士フェスタかながわ 2009 憧れのプロと大熱戦 飯塚七段 将棋指導対局
 昨年12月12日、弁護士フェスタの一企画として、七段に昇段されたばかりの日本将棋連盟所属の飯塚裕紀プロをお招きし、将棋指導対局が行われた。弁護士フェスタにおいてプロ棋士による将棋指導対局を行うことは毎年恒例のものとなっている。
 今回も、一般の方や裁判官、将棋同好会に属していない当会会員からも多数の参加があり、好評を博した。しかも、参加された方の大半が飯塚プロに勝利されていた。特に、角落ち(真剣勝負の場合、角落ちでプロに勝つにはアマ名人クラスの力量が必要だといわれているほどハンディが少ない)で飯塚プロを見事に撃破された一般の方の指し回しは見事だった。なお、筆者も参加させていただいたが、香落ちで惨敗。香落ち定跡の再勉強の必要性を痛感した。
 将棋は、日本の伝統文化であり、プロの残す棋譜は芸術でもあり、教育効果も高いとされている。このような意味を持つ将棋が、弁護士フェスタの一企画として開かれ、将棋の普及に一役買うことは、弁護士会にとっても大変意義あることだと思う。
 この企画がプロ棋士と指せるという貴重な機会を提供しているだけに(筆者が小さいころはプロと指すのは憧れであった)、来年以降はさらに多数の方に来場してもらえるよう宣伝・広報にも力を入れたい。
(会員 種村 求)

今年もゴルフで年忘れ 横浜法曹忘年ゴルフ
 年末恒例の忘年ゴルフ大会が、昨年12月17日磯子カンツリークラブにおいて開催された。大会は新ペリア方式で行われ、若手実力者の三谷淳会員が83という好スコアで回り、ネット71.0で見事優勝を飾った。
 準優勝は、ロースクールの講義で大変多忙な中、驚異的な飛距離でドラコンも制し、かつ87と安定したスコアで回った左部明宏会員であった。また、スコアは92と本人にとっては不本意ながらも、若手で最も成長している吉澤幸次郎会員が3位となった。
 この他、期の古い順にチームを結成し、普段の月例のハンデを採用して団体戦を行った。若手は自分たちが当然優勝するものと思っていたが、蓋を開けてみると、尾立孝司会員・石黒康仁会員・左部会員の中堅ベテラン混成チームの圧勝という結果であった。
 今大会は、普段の月例にはあまり参加していなかった永井ー朗会員・清水規廣会員・佐藤克洋会員の参加もあり、大盛況のうちに幕を閉じた。
 横浜法曹ゴルフ会は、ここ数年若手会員が増えて活気を増している。昨年は月例以外にも、冬の合宿、夏の第2合宿など新たな企画を試み、夏の合宿もプロトーナメント開催コースで行うなど、全体的な底上げを図ってきた。昨年はプロゴルフも男子・女子共に盛り上がった1年であり、ゴルフ自体も人気が出てきているようである。本会も、他会との交流戦など更なる企画を検討している。
(会員 井上 雅彦)

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編集後記
 川に沿って源流から河口部までたどるって、ロマンがありますね。四万十川なら全長196km、何日かかるでしょう。先日、南紀地方のとある川をたどってみました。要した時間、3秒。実は日本一短い川、ぶつぶつ川です。長さ13.5m。ほとりに立ちジャンプすると、着地の振動で泡がぶつぶつと湧き出るんですよ。これもロマンだな。
デスク 畑中 隆爾  1面担当 三浦 靖彦  2面担当 喜多 英博
古西 達夫
     3面担当 田丸 明子  4面担当 三谷  淳

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