当会所属の参議院議員である千葉景子会員(34期)が昨年9月に法務大臣に就任したことを祝い、12月14日夜、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにおいて同会員を囲む会が開催された。 |
千葉会員は修習地も横浜で、当会岡部光平会長とは同期同班。岡部会長の修習旅行の思い出話から宴は始まり、千葉会員から、弁護士魂を忘れずに大臣の職務に立ち向かいたい旨の挨拶があった。 |
花束や記念品が贈呈され、乾杯となった後は、千葉会員にゆかりの深い諸会員からの祝辞が続いた。勤務先事務所の先輩野村和造会員からは、入所時の面接で千葉会員が「男性を見る目はあります」などと言ったという秘話が公開され、修習先事務所に所属していた木村良二会員からは、当時から初々しい中に熟した雰囲気があった、にこやかで涼しげに上に昇っていくタイプに感じたとの言葉。 |
同期の藤村耕造会員からは、議員に立候補して初演説をしたときは声が裏返っていたと。そのほかの会員のスピーチでも、千葉会員の飾らず偉ぶらない人柄や人権問題への地道な取組みが紹介され、また大変な立場に就くことへの激励と成果への期待の言葉が贈られた。当会会員で一年生議員の横粂勝仁衆議院議員もかけつけ、いつもお母さん的にお世話になっていると話した。 |
思わぬ秘話の連続に会場は沸き返り、千葉会員はにこやかながら照れまくりの姿。もう一度アンサーの機会を、ということでマイクの前に立った千葉会員。「色々な所から矢が飛んできて苦労する立場だが、やはり弁護士に原点を思い出す。取調べの可視化や人権の問題、民法改正にもしっかり取り組んでいきたいが、今日は大変あたたかく、やっぱりここが実家だなあと元気をもらった」と述べて最後を締めくくった。 |
渡辺穣副会長の「当会は矢ではなく盾になる」との閉会の辞で終了。千葉会員が見事激務を乗り切っていくことを皆が願って幕を閉じた、素敵な夜の宴であった。 |
(会員 畑中 隆爾) |