毎年恒例の法曹懇談会が、7月15日、当会会館5階大会議室にて、裁判官28名(地裁26名、家裁2名)、検察官17名、弁護士63名の参加を得て開催された。 |
本年度の当番庁である横浜地方裁判所の吉戒所長の挨拶では、今年が裁判員裁判元年であり、その運用について法曹三者の力量が問われること、このように懇談会を開き率直に意見交換することが有意義であることなどの話があり、参加者はみな真剣に耳を傾けていた。 |
横浜家裁の田中所長による乾杯の発声の後は話の輪がそこかしこに拡がり、裁判員裁判の準備を巡り真面目に意見を交換するグループがあれば、お酒の勢いも手伝って笑い声が上がるグループも見られるなど大賑わいとなった。 |
しばしの歓談の後、当会横溝副会長による締めの挨拶があったものの、閉会後も名残惜しそうにビールを片手に話を続けている方々がいるなど、今年も盛況のうちに懇談会はお開きとなった。 |
約1時間30分という時間ではあったが、法曹一元の重要性、さらには、世代、立場を超えた交流の重要性を改めて再認識させられたひとときであった。 |
若手の弁護士の参加が幾分少ないかなと感じたが、これは「食わず嫌い」というものであろう。 |
法曹懇談会の参加を迷われている方は,とにかく会に参加して雰囲気を感じてみることをお勧めする。 |
まるで司法修習生時代のような懐かしい雰囲気に触れられ、また来年も参加したくなること請け合いである。 |