−会長就任おめでとうございます。現在の心境をお聞かせ下さい。 |
緊張です。1000名を超える大規模な会ですから責任と役割は大きいと思っています。ただ、緊張の中にも楽しみを持って一年間やりましょうと副会長とも話しています。 |
−今年度の執行部はどのようなことに取り組むお考えですか。 |
大きな目玉は、5月21日から実施される裁判員裁判に万全を期するということです。 |
もう一つは、都市型公設事務所の設置です。 |
−裁判員裁判についてお聞かせ下さい。 |
問題点も指摘されていますが、裁判員裁判の実施に向けて関係各機関も動いていますから、弁護士会としても協力体制をとりながらやっていきたいと思います。 |
対象事件は200件前後と予想されているようですが、充分な数の弁護士の確保など準備ができているかどうか、実施まで1か月ちょっとですので、最後の詰めをしていきたいと思っています。 |
−都市型公設事務所については具体的にどのようにお考えでしょうか。 |
都市型公設事務所は、日弁連のひまわり基金公設事務所に赴任している先生が戻ってくる事務所、また赴任する弁護士を養成する事務所と考えています。横浜弁護士会が大規模な単位会として、日弁連の遂行している弁護士過疎解消に協力し、役割を果たすという意味でも大事なものだと思います。 |
具体的には、規則の制定なども踏まえて、9月から10月くらいを目処に、関内近郊に開設したいと考えています。 |
−将来の弁護士・弁護士会像についてお聞かせ下さい。 |
弁護士会という組織は、外圧から弁護士業務の独立・弁護士の自治を守るという大きな力を持っています。弁護士会としては、その機能を守っていくことが大切だと認識しています。 |
また、弁護士のあるべき姿とは、誰にもとらわれずに社会的な弱者を守るために働くことにあると思います。 |
−趣味の話をお聞かせ下さい。 |
やはり趣味といえば軟式野球です。横浜弁護士会の野球部にも若手がどんどん入り、全国の野球部の中でも人数が多い方だと思います。全国優勝するよう期待しています。 |
−県民へのメッセージをお願いします。 |
横浜弁護士会が神奈川県全域をカバーしている弁護士会であることを県民のみなさんに充分に認知されるように、情報を発信していきたいと思います。ホームページを充実させ、法律相談の内容や料金など県民のみなさんが知りたいと思う情報を提供していきたいと思います。 |
−最後に会員に対して一言お願いします。 |
できるだけ弁護士会に顔を出す、どこでもいいから委員会に参加していただきたいということです。 |
私も、委員会活動を通じて先輩弁護士に顔を覚えてもらったことがあります。先輩弁護士と直に接することで、先輩弁護士の様々な経験を学ぶことは非常に大切だと思います。 |
できるだけ委員会に参加してもらって、意見を言って欲しいと思います。 |
それが弁護士会の活力にもつながると思います。 |