横浜弁護士会新聞

2009年1月号  −4− 目次

多彩なプレー見せるも熊本に惜敗 第28回日弁連野球全国大会
 第28回日弁連野球全国大会の横浜決勝大会が、昨年11月9日、10日の2日間にわたり、高校野球のメッカ県立保土ヶ谷公園野球場にて開催された。今年は、日弁連野球大会への参加チームが、岩手、宮崎を加えて23チームとなり、横浜とその他22チームのうち各地区予選大会を勝ち抜いた7チームの合計8チームが横浜決勝大会に臨んだ。
 決勝大会1回戦4試合の組合せは、第1試合・福岡対大阪、第2試合・熊本対横浜、第3試合・札幌対東京、第4試合・仙台対名古屋であった。
 試合は、各チームとも、さすが各予選を勝ち抜いてきただけのことはあり、要となる投手の出来が良く、かつ、守備も堅実で、いずれもエラーの少ない引き締まった試合であった。
 横浜の試合も、記録に表れない僅かな判断ミスが命取りとなりかねない手に汗握る試合となった。この試合では、とにかく熊本の林修英投手が素晴らしかった。伸びのある直球と落差のあるカーブに加え、投手有利なカウントで投げるフォークが面白いように決まった。横浜も、三遊間の強烈なライナーを横飛びでダイビングキャッチした三塁手糸井淳一会員の超美技、ランナーサードでボテボテのセカンドゴロを比較的深いところで捕球したにも関わらず捕球するなり素早くホームに送球し間一髪でランナーを刺した二塁手若井公志会員の堅実な守備、相変わらずコントロールが良く多彩な変化球で打者を翻弄した投手畑中隆爾会員の投球術など、見せ場も多かったが、機動力を絡めて2点取るのがやっとで、結局、3対2で惜敗した。
 大会1日目の夜は、場所を横浜ベイシェラトンホテル「日輪の間」に移し、熊本戦で活躍した畑中隆爾会員がタキシードに着替え、鈴木野枝会員とともに夫婦で司会進行を務め、懇親会を催した。
 懇親会は、ゲストの元日本ハムファイターズ千藤三樹男氏が「プロは基本的なことしか言いません」と前置きしながら、各試合を鋭く講評をしたり、懇親会のみ参加の神戸のメンバーが恒例の替え歌を歌ったりするなど、終始和やかな雰囲気であった。
 大会2日目は、準決勝、決勝が行われた。準決勝第1試合の熊本対大阪では、ジャンケンにより勝者が決せられるなど、熱戦が繰り広げられたが、結果は、東京の10連覇で終わった。
 横浜は、残念ながら初戦で敗退したが、大会の準備・運営については、横浜大会実行委員長の瀬古宜春会員を中心に、島崎友樹会員、野木大輔会員、喜多英博会員ら部員とその家族や事務員たちが一丸となって当たり、大会を滞りなく運営することができた。いつもながら、横浜が野球に専念できるのは、所属事務所や家族の理解と協力のお陰である。
 今年の全国大会は、仙台で開催される。横浜が敗れた熊本は、休日の練習に加え、毎週火曜日も練習を重ねてきたという。横浜も初心に帰って今年の全国大会出場を狙う。
(会員 中村 律夫)

私のホビー50 アンバランスのバランス
会員 末岡 峰雄
 小学校の頃、学校代表で図画コンクールに出場したことや高校生のとき地方新聞に子供欄の見だしカットに応募して採用されたことぐらいが私の輝かしい?画歴でその後鉛筆や絵の具など触ったこともありませんでした。
 3年位前、大学時代お世話になった教授の趣味の絵画展に接する機会があり、ふと、子供の頃の夢の世界に戻って鉛筆をとって見ようかと思ったのが現在絵を描くきっかけとなりました。
 最初は色鉛筆で、次にパステルで、現在はアクリルで描いています。アクリルは油彩ではありませんが、一寸見た感じは油絵みたいに仕上がります。
 昨年6月、横浜爽蒼美術協会が主催した「みずえ展」(会場・横浜市民ギャラリー)に応募し入選した作品が写真の作品です。絵の大きさは20号(縦90センチ、横70センチ)で色鉛筆で仕上げてあります。色鉛筆でこの大きさの絵を描き上げるの大変でした。
 私は絵の学校や教室に通ったことはなく、絵の世界の通則や技法など専門的な知識には全くの無知で、とりあえず簡単に作品に出来る色鉛筆でこの作品に取りかかりました。
 具象的な絵には自然さと奥深さを感じますが、またそれが絵の王道だと思いますが、自分にはこのような基礎的な技法もありません。対象に縛られず、自分の思うままに作品を仕上げることの出来る抽象的な絵を描いて見ました。このとき、形・色彩がアンバランスでありながら全体的(構図)にバランスよく表現されている絵になるように注意を払いました。
「パラダイス」
 不思議なことですが何事もバランスが取れすぎていると心を虜にするほどの魅力を感じ取ることが出来ません。人は何故かアンバランスの世界に魅力を感じるのです。他方アンバランスのままで終始していては違和感を覚えるだけで、そこには心魅かれる世界は現出しません。アンバランスのバランス・バランスのとれたアンバランスそういう観点から描いた絵がこの一点です。
 自画自賛。そんな風に仕上がってますかね。

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編集後記
 あけましておめでとうございます。年頭にあたって皆様今年の目標をたてられているのではないでしょうか。私も類に漏れずです。
 年末には、是非達成感を感じられるよう生活していきたいなぁと思っているところです。
 本年もよろしくお願い申し上げます。
デスク 澤田 久代  1面担当 中嶌 慶子  2面担当 早川 和孝
     3面担当 高橋 健二  4面担当 三橋  潔

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