司法修習生 竹内 礼奈 |
私は、今年度横浜弁護士会の選択型修習を経験しました。 |
そのプログラムを振り返って、まず良かったと感じる点は、弁護修習をはじめ、通常の実務修習においては、自分が特に関心がある分野の事件にめぐり合えるかどうかは運任せというところもありましたが、選択型修習においては、自分から興味のある分野についてのプログラムを選択し、その分野における見識を広めることができたという点です。また、プログラムの期間中、集中的にその分野について講義を受けたり、研究することができたのは、効果的であったとも思います。 |
以上が、選択型修習のよかった点ですが、次に改良すべき点としては、事前の情報提供が少なかったということが挙げられると思います。 |
自分が選択したプログラム以外についても、後からその内容を聞くと非常に興味を覚えるといったこともあり、次年度以降は、今年度の内容を開示するなどして、より具体的な情報提供をしていただければ、修習生にとってプログラムを選択する際の大きな助けになるものと思います。 |
最後になりましたが、豊富なプログラムを提供してくださった横浜弁護士会、そして、お忙しい中お時間を割いてご指導してくださった担当の先生方には、心より感謝申し上げます。 |
今回の選択型修習は、すべての横浜の修習生にとって、非常に実り多きものであったと確信しております。 |
私自身、実務家となってからも、選択型修習で学んだことを糧に成長していければと思っております。 |