横浜弁護士会新聞

2008年11月号  −4− 目次

北の大地でも大奮闘 〜いざ全国大会へ〜
 9月6日、札幌市手稲区にある前田公園にて、横浜と札幌との試合が行われた。
 昨年に引き続いての開催で、関東地方は雨だったが、札幌の日中は曇り。絶好の野球日和であった。試合は午後1時からと午後3時からの2試合。第1試合は先発畑中が完投し、1点を争う緊迫した試合となった。2回表札幌に先制されるも、横浜もその裏に武藤・井澤の連打でチャンスを作ると、田中(恒)のセンター前安打で同点に追いついた。さらに4回裏2死2塁の場面で阿部が右中間を超える2塁打を放ち勝ち越し。その後ピンチもあったものの、5回裏にはベテラン岡部の見事なベースカバーによる牽制で2塁走者をアウトにするなど、好守と畑中の好投で2点差を守り抜き、4対2で横浜が勝利した。
 第2試合は先発西村。3回裏に武藤がキャッチャーフライ捕球の際に右手を負傷し退場。その後札幌の怒濤の攻撃が始まり、4回途中からは池本がリリーフするも札幌の勢いを止めることはできず、5回までに13点を失った。最終回には、横浜も打者11人の猛攻で5点を返すも及ばず6対13でゲームセット。1勝1敗となった。
 札幌は毎週5時間の練習をこなし、有望な新人投手も加入した好チーム。その好チーム相手に、横浜は遠征のためベストメンバーが揃わない中でも第1試合に勝利し、全国大会に向け良い結果であった。
 いよいよ11月9日10日に、保土ヶ谷球場で日弁連全国野球大会が行われる。各地で行われた予選の結果、全国大会には、開催地横浜の他、9連覇中の東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡、熊本の計8チームが出場を決めた。
 横浜はどこが相手でも勝利する覚悟であり、東京の10連覇を阻む最有力が横浜であることは間違いないと自負している。好ゲーム必至の全国大会には、当会会員の皆様、その家族その他大勢の皆さんの来場と応援を期待する次第である。
(会員 田中 恒司)

第61期新規登録弁護士歓迎会 新人よ若いパワーをまき散らせ!!
 9月8日華正楼本店にて恒例の新入会員歓迎会が行われた。
 対象となる新入会員は、司法研修所旧61期の修了者および前回歓迎会以後に当会に入会された会員であり、そのうち合計29名の会員が出席した(旧61期生は23名)。ちなみに当会会員の参加者は理事者5名を含めて43名であった。
 最近の弁護士増員ペースからすると新入会員の参加者がやや少ないことが気になったが、さらに驚いたのはボス弁でも歓迎会に出席しないケースが増えていることである。
 新入会員歓迎会は、当会の仲間となる弁護士を迎える公式行事であり、一般会員でもできるだけ多く参加して新人にエールを送って欲しいところだが、せめて同じ事務所の弁護士くらいは参加して欲しいと思う。会場で一人ぽつんと座っている新人を見るとちょっと可哀想である。
 また、恒例により新入会員からの一言コメントもあったが、こういう席上では目立ってはいけないと思っているのか、はたまたこれから迎える弁護士稼業の将来に不安を感じているのか、皆一様に大人しく、あまり印象に残るような挨拶がなかったのが残念であった。
 新人諸君には小さくまとまったりしないで若いパワーをまき散らして欲しいし、司法改革の難局を突き進む当会を活気づけて欲しいものである。
 会自体は盛況のうちに終わったが、いつになく辛口な夜であった。

修習生日記番外編 選択型修習を経験して
司法修習生 竹内 礼奈
 私は、今年度横浜弁護士会の選択型修習を経験しました。
 そのプログラムを振り返って、まず良かったと感じる点は、弁護修習をはじめ、通常の実務修習においては、自分が特に関心がある分野の事件にめぐり合えるかどうかは運任せというところもありましたが、選択型修習においては、自分から興味のある分野についてのプログラムを選択し、その分野における見識を広めることができたという点です。また、プログラムの期間中、集中的にその分野について講義を受けたり、研究することができたのは、効果的であったとも思います。
 以上が、選択型修習のよかった点ですが、次に改良すべき点としては、事前の情報提供が少なかったということが挙げられると思います。
 自分が選択したプログラム以外についても、後からその内容を聞くと非常に興味を覚えるといったこともあり、次年度以降は、今年度の内容を開示するなどして、より具体的な情報提供をしていただければ、修習生にとってプログラムを選択する際の大きな助けになるものと思います。
 最後になりましたが、豊富なプログラムを提供してくださった横浜弁護士会、そして、お忙しい中お時間を割いてご指導してくださった担当の先生方には、心より感謝申し上げます。
 今回の選択型修習は、すべての横浜の修習生にとって、非常に実り多きものであったと確信しております。
 私自身、実務家となってからも、選択型修習で学んだことを糧に成長していければと思っております。

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編集後記
 七輪に焼けた備長炭を入れて肉厚の椎茸をあぶる。アツアツを頬張りながらのビール。キビナゴの一夜干しをあぶる。アツアツを頬張りながらの純米酒。やっぱり秋は最高!
(岩田 武司)
デスク 岩田 武司  1面担当 城田 孝子
池本 康次
 2面担当 大関 亮子
     3面担当 久保 田辰  4面担当 久保 義人

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