昨年12月2日、水原地方弁護士会蹴球部(水原チーム)と横浜弁護士会サッカー部(横浜チーム)との親善試合が、横浜FCの東戸塚練習グランドにて行われた。
|
この親善試合は、平成16年から当会と水原地方弁護士会との交流の一環として行われ、今回で4回目を数える。両チームの対戦結果は、2勝1敗で横浜チームが勝ち越している。試合会場には、当会からは山本一行会長、伊藤信吾副会長が、水原地方弁護士会からは曽会長がそれぞれ応援に駆けつけた。
|
試合前の開会セレモニーでは、横浜FC坂本壽夫社長より歓迎の挨拶を受けた後、山本会長は、「オリンピック、ワールドカップの予選ではないから、怪我せず楽しくプレーを」と親善ムードであったのに対し、曽会長は、「負けたら韓国の地を踏めない覚悟で来た。横浜チームは若い選手がいるので、平均年齢が高い水原チームに遠慮してプレーするように」と勝ちにこだわる姿勢を示した。
|
試合形式は、20分3本の変則マッチ。勝敗は3本の合計点数で決まる。両会の会長のコメントが試合展開にも影響を与えたのか、試合開始直後から水原チームは出足鋭く横浜チームにプレッシャーをかける。開始5分、水原チームは右サイドから低いセンタリングを上げ、中央の混戦状態からボールがこぼれたところを押し込んで先制した。2本目以降は、横浜チームも反撃に転じ、横浜チームは中盤を支配して15本以上のシュートを浴びせるも、ことごとくゴールの枠をはずれた。3本目はロスタイムに突入したところで、伊藤聡志修習生(新61期)が右から上げたセンタリングを本田知之会員がダイレクトで合わせ、同点ゴールを挙げると同時に試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
|
試合終了後は、中華街に移動しての懇親会。心ゆくまでビールに焼酎を混ぜた爆弾酒を酌み交わし、再会を誓った。この勝負の決着は今年の水原で付けることになる。
|
(会員 及川 健一郎) |