7月13日、14日に北海道にて恒例の夏合宿が行われた。今年の夏合宿は、月例会、過去1年間の月例会優勝者で争われる取り切り戦に加え、チーム対抗戦が行われた。 |
初日は札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース。毎年ANAオープンが開催される北海道屈指の名門コースである。ここで庄司道弘会員がグロス91ネット69で飛び出す。武内大佳会員もグロス94ネット74と追いすがる。取り切り戦は三谷淳会員がグロス100ネット74でトップを走るが、筆者がグロス87ネット76で追走する。特筆すべきは初日の吉川晋平会員の活躍である。久しぶりの参加でゲスト扱いであるが、ダントツのグロス82で回ってきた。 |
2日目は隨縁カントリークラブ恵庭コース。要所に池やバンカーが配された戦略的なコースである。ここで爆発したのが井上雅彦会員。ゴルフ同好会のエースが、前日はグロス94ネット83とふがいない成績。一念発起した井上会員はこの日グロス81ネット70の見事なスコアをたたき出す。しかし、三谷会員がこの日も安定したゴルフを展開し、グロス93ネット67という好スコアで上がり、トータルでグロス193ネット141となり、初日トップの庄司会員を抜いて月例会で優勝、取り切り戦でも2位の筆者に15打差をつける大差で、木村良二前会長提供のトロフィを獲得した。 |
ベストグロス賞は大接戦。初日82を出した吉川会員が2日目94と伸び悩みトータル176。2日目81と爆発した井上会員がトータル175と1打差で逆転した。井上会員は最終ホールをバーディーとし、最後のパットで逆転してベストグロス賞をもぎ取った。 |
1チーム4名のネット総計で争われたチーム戦は、三谷、木村、武内、吉川各会員のチームが、初日全員がネット70台で回る好調さで他のチームを突き放し、そのまま逃げ切った。 |
随所に名勝負の見られた楽しい夏合宿であったが、今年はまさに三谷会員のための夏合宿となった。新人が取り切り戦に優勝したのはおそらく初めてであろう。法曹ゴルフの将来を担う逸材であると期待されている。 |
(会員 左部 明宏) |