横浜弁護士会新聞

2007年8月号  −4− 目次

プロを相手に大勝利?! 島朗8段の将棋指導対局会
 将棋同好会では、5月19日に当会会館で、プロ棋士の島朗8段、女流プロ棋士の山田久美3段、船戸陽子2段、北尾まどか初段を招いて指導対局会を行った。
 参加した会員は、東弁の鈴木康司会員を含めて8名。島8段の指導会は今年で11回目。島8段は初代竜王のタイトルホルダーでありA級在位通算9期の日本のトッププロの1人であり、最近2年は日本将棋連盟理事の要職に就いていた。
 参加者はトッププロから何とか勝利をとの思いで挑戦し、松延成雄会員と筆者が角落で勝つことができた。筆者は、例によって前日の深酒がたたり(前日は川崎支部修習)、体調が今ひとつ、先に6七にと金を作られて苦戦に陥ったが、9筋から強襲して飛車交換し、打ち込んだ飛車で1一の香を取り切り(女流とのテレビ対局ではこれを取らずに負けた苦い思い出がある)、9三に角も成りこんで、中段に構えた島玉を挟撃、角落で初めて島8段に勝利した。勝負はわからないものである。
 女流との対局では、船戸2段には田中誠会員、松下雄一郎会員が飛車落で勝利、新婚の北尾初段には田子璋会員が角落で、東弁の鈴木会員、松下雄一郎会員が飛車落で勝利した。
 司法研修所教官に就任した大木孝会員は、研修所の準備等に忙殺され、大木システム(大木会員開発の角落必勝戦法)が不発、今回はもう一つ届かなかった。また、研究熱心で最近アマ6段の免状を取得した齋藤尚之会員も、今回は誤算がありもう一歩のところで届かなかった。
 指導対局会は5時半過ぎまで熱心に続き、終了後は、中華街で、プロ棋士にも全員参加してもらって、女流棋士会の独立問題などの話題で大いに盛り上がった。
(会員 高柳 馨)

全国制覇へ向けた道のり 横弁野球部が対外試合
 当会野球部(マリナーズ)は、三浦修新監督の下、精力的に活動している。
 6月9日には、大阪・京都の弁護士会チームを横浜に招いて対戦した。
 京都戦ではメンバーを落とした油断を突かれてまさかの完封負けとなったが、西村・堀口・池本と繋いだ投手陣は最少失点で粘り抜いた。
 大阪戦では横浜打線が爆発し、1番関本・2番野木の機動力、3番安達・4番井澤・5番上山のタイムリー、6番糸井の特大3ランホームランなどで打ち勝った。大阪は日弁連大会で過去2度優勝している強豪だが、横浜は昨年の大会1回戦で大阪を破っている。今回で大阪に2連勝となったことで、チーム一同自信を深めることができた。
 6月23日にはチームの半分が福岡に遠征し、福岡・沖縄の弁護士会チームと対戦した。
 この日も、関本・野木の1・2番コンビが出塁して掻き回し、古西・井澤・岡部のクリーンナップが走者を返す展開となり、2試合で17得点を挙げて連勝した。
 投げては左腕の池本が力をつけたところを見せ、打の古西とともに若手の台頭を強くアピールした。
得点表

新人弁護士奮闘記
株主総会準備に大奮闘
58期 会員 西村 将樹
 3月期決算企業の株主総会のピークがようやく過ぎたことで、私の仕事も一段落しているところである。いきなり株主総会の話題ということで、本稿のタイトルにはそぐわないという印象をもたれる方もいるかもしれないが、私の6月の仕事を見ると、法廷に行く回数よりも株主総会関連の仕事(総会本番やそのリハーサルだけではなく、その他一切の仕事を含む)の方が多かったというのが実情である。
 私が受験生だった頃には、旧「商法」の基本書に出てくる株主総会の話と言えば、形骸化しているといった話や総会屋関連の話しかなかったように記憶している。ところが、最近の株主総会と言えば、テレビや新聞等でもよく報道されているように、いわゆる「モノ言う株主」が出席して質問したり、具体的な株主提案をする動き等が増加している。また、買収防衛策の導入を巡って経営陣と株主が激しく議論を戦わせるといったことも、そう珍しいことではなくなっている。私が担当した総会でも、株主から活発な質問が続出した総会もあれば、ある議案について事前に相当入念な準備を要する総会もあった。
 そもそも私は、弁護士になる前から株主総会に出席するような弁護士を目指していた訳ではない。先輩弁護士に、専門分野はどのように作ったのですかと質問しても、そういう仕事がたまたま来たからだよという回答を修習生の時によく聞いていたが、私もそういう感じである。最初のボス弁の仕事が会社の組織再編行為であり、その過程の中でやはり臨時株主総会が必要であった。その頃から現在の方向性は見えていたのかもしれないが、新人(今も)の私は必死に株主総会の準備をして特別決議を得たことが思い出される。
 今後の自分がどのような仕事をしていくのかはまだ分からない部分もあるが、ボス弁からはよく「弁護士の基本は法廷である」と言われている。そうは言われても、ボス弁の仕事の中で法廷に行く仕事は(今のところ)少なく、いつ基本を身につけることができるのだろうかと不安になることもあるが、とりあえずは総会が無事に終わってホッとしているところである。

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編集後記
 沈む夕陽を見ていて気づいた。太陽の欠片が消えゆく最後の情景は、砂時計の砂が落ち尽くす瞬間とよく似ている。
 時間の粒の形か。
* * *
 今号は新編集チームによる初の紙面でした。時々刻々の流れの中で、様々な形をしなやかに受け止め、実りある活動をしていきたいですね。
デスク 畑中 隆爾  1面担当 三浦 靖彦  2面担当 田丸 明子
     3面担当 三谷  淳  4面担当 喜多 英博
7月号2面に氏名の誤記がありました。お詫びして訂正いたします。
(誤)会員 金子裕子
(正)会員 金子祐子

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