10月20日に恒例の横浜法曹対抗ソフトボール大会が横浜スタジアムにて行われた。前日は荒天だったが、三嶋副会長が決行の決断を下した。当日は秋晴れで気温も高く、絶好の運動日和となった。今年は、修習生がいない関係で、三庁の総当たりとなり、1回戦で負けても、2回戦で勝てば、得失点差によっては優勝の可能性があるということで、各庁とも気合が入った。
|
第1試合は検察庁0点対裁判所11点で裁判所勝利。第2試合は1回戦敗者の検察庁対弁護士会、8対4で検察庁勝利。第3試合は弁護士会対裁判所。弁護士会が8点差以上で勝てば優勝のチャンスもあった。しかし、結果は2対9で裁判所が勝利し、久しぶりの優勝を決めた。各チームとも健闘したが、守備力の差が出た結果となった。特に、裁判所チームの滝澤投手は第1回戦完封、第2回戦は最終回に弁護士会が2点を入れるまでは0封だった。内野守備も堅かったが、懇親ソフトとはいえ、リズムの良い投球が堅い守りを引き出した完勝だった。
|
試合後はスタジアム内のレストランで懇親会が行われ、試合講評、優秀選手の表彰等が和やかな中行われ懇親を深めた。最優秀選手には裁判所の滝澤投手が選ばれた。滝澤投手は「昨年負けてから官舎から裁判所まで徒歩通勤をして身体を鍛えた」と挨拶した。
|
法曹ソフトボール大会は今後も続いていくので、懇親だけでなく、滝澤投手のようにこの大会を目標に日頃体を動かしてみるのも良いのではないか。 |
(会員 服部 政克) |