富雄会員 |
当会会員(4月1日現在833名)から選ばれた35名の常議員で組織され、会則で定められた事項を審議する機関であり、弁護士会において総会に次ぐ重要なものである。定例で毎月1回(4月と3月は2回)開催される。 |
6月までに4回開催され、対外重要人事推薦・入会申込者の許否案件等その他多くの重要議案が上程され、若手からベテラン会員まで活発に議論がなされた。 |
今年は、当会としての意見や姿勢を市民・県民に向けて対外的に情報発信する会長声明等の議案が比較的多いと思われた。 |
法改正に関するものとして(1)未決拘禁法案に反対する声明、(2)教育基本法改正案に反対する声明、(3)高金利の引き下げを求める声明そして、(4)会員に懲戒事由ありとして当会が綱紀委員会に調査請求し(いわゆる会立件)、かつ、懲戒処分前に事案の概要を事前公表すること等の審議である。今後は司法支援センター(法テラス)ほか司法改革関連の多くの課題が待っているはず(!)。 |
さて、来年以降の弁護士大増員時代を迎え、20年に一度も常議員に選任されない会員が出てくる一方、後役6名の固定枠を残すのはいかがなものか。会務の活性化のためには、従来の選任方法を問い直す時期に来ている。 |