2021年09月07日更新

1. 　本日、令和３年司法試験の最終合格者が発表されました。
   　たゆまぬ努力と並々ならぬ情熱をもって法曹を目指して司法試験合格を果たした方々に対し、当会は心から祝福と歓迎の意を表します。
2. 　本年の司法試験の合格者数は、昨年より２９人減少して１，４２１人となり、近年の傾向に沿って法曹人口の増員ペースが一定程度緩和されてきています。
3. 　当会は、後継者の育成への責任を常に自覚し、関係機関・団体と連携しつつ、多様で有為な人材が法曹を志望することができるよう、弁護士の社会的役割や活動の魅力を積極的に発信するとともに、研修制度の一層の充実などにより、複雑化した社会の様々な要請に的確に応えることができる弁護士の養成に努めます。
   　あわせて、弁護士が幅広い分野でより一層活躍できるような環境を整備し、県民にとって身近で利用しやすく頼りがいのある司法を実現するべく、今後とも全力を尽くして取り組んでいきます。
4. 　合格者の方々におかれましては、これから始まる司法修習において一層の研鑽を積まれ、社会から信頼される法曹として活躍されることを大いに期待します。

２０２１年９月７日

神奈川県弁護士会

会長　二川　裕之