2020年12月11日更新
第1 声明の趣旨
第2 声明の理由
横浜市のカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致についての住民投票条例案は2021年1月の横浜市議会に付議される予定である。 横浜市議会議員は、20万人を超える横浜市民がIR誘致の賛否について住民投票の実施を求め署名したという事実を重く受け止めるべきである。そして、地方のことはその地方に住む住民が自ら意思で決定するという地方自治の本旨である住民自治(憲法第92条)の観点を踏まえ、署名した多くの横浜市民の意思を尊重するため、IR誘致の住民投票実施のための条例案が市議会に提出された場合には条例を制定させるべきである。
以上
2020年12月10日
神奈川県弁護士会
会長 剱持 京助
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