2019年10月15日更新
2019年10月12日午後7時頃、非常に大型で強い勢力をもつ台風第19号が伊豆半島に上陸し、関東地方から東北地方を通過しました。静岡県や関東甲信地方、東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨となったほか、関東地方の7か所で最大瞬間風速40メートルを超える暴風となり、東日本から北日本にかけての広い範囲で甚大な被害が生じました。
今回の台風では、大雨により各地で河川が氾濫し、非常に多くの地域で浸水被害が発生しているほか、土砂災害による被害も多数報じられており、未だ行方が分からない方々の安否が気遣われてなりません。
神奈川県内でも、相模原市で土砂崩れが50か所以上発生し、川崎市では多摩川支流の平瀬川が氾濫して浸水するなど、様々な被害が各地に発生しております。現時点で全半壊を含め200棟を超える住宅の損壊、1300棟以上の浸水被害が確認されており、多くの方が犠牲になられたことは、誠に哀惜の念に堪えません。
今回の台風によりお亡くなりになった方々、また被災された方々には、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
わずか1か月前にも、台風第15号による被害が各地で発生しており、その復旧もままならないうちに今回の台風を迎え、さらなる被害に遭われた方も多いことと思われます。
当会では、被災された方々を支援するため、緊急の無料相談の実施を検討しております。詳細につきましては、決定次第順次お知らせいたしますので、当会のホームページ(https://www.kanaben.or.jp/)をご覧ください。なお、通常の法律相談につきましても、神奈川県弁護士会総合法律相談センター(045-211-7700、平日午前9時30分~午後5時)で承っておりますので、ご利用いただければと存じます。
また、平時から協力関係にある県内自治体、専門他士業ともさらなる連携体制をとるなどし、被災された方々が一日も早く平穏な生活を取り戻すことができるよう、全力で支援に取り組んで参る所存です。
何かお困りのことがございましたら、遠慮なく当会にご連絡ください。
2019年10月15日
神奈川県弁護士会
会長 伊 藤 信 吾
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