8月6日、群馬の地で恒例の関越野球大会が開催された。今年で33回目を迎える伝統の大会である。 |
初戦は群馬に対し堀口・堀江の完封リレーで12−0と快勝した。しかし新潟との2回戦では山田投手に抑え込まれ8−3と完敗。その後、3位決定戦に進んだマリナーズは、エース畑中の快投と打線の大爆発で埼玉に19−0と圧勝した。しかしこの3位という結果はマリナーズにとって極めて物足りない。 |
マリナーズは昨年の日弁連野球大会(日弁連大会)の覇者である。2連覇、そして単独制覇を目指すマリナーズは、7月にミニ合宿を行うなど厳しい練習を続け、調整を重ねてきた。 |
しかし、今回負けた新潟は、今年の日弁連大会の開催チームであり、かつてマリナーズと日弁連大会本選への出場権をかけて死闘を繰り広げてきた。マリナーズは新潟の日弁連大会にかける気持ちを改めて見せつけられることになり、9月3日の日弁連大会予選に向け、気持ちを引き締める機会を与えられた。 |
とはいえ、好材料も枚挙にいとまがない。群馬戦で先頭打者を務めた野村は、この日6打席6出塁6得点とこれ以上にない働きを見せた。出塁した野村をきっちりホームに返し続けた西村(誠)は懇親会で表彰を受けた。最近痩せたと評判の古西がダイエット効果をいかんなく発揮し、強烈なヒットを放った。満塁で打席に立った4番武藤の迫力は抜群で、その威圧感から相手投手の3暴投を呼び込み、何もせずに走者一掃させた。 |
代打飯田は初球いきなり死球を受け1球で打席が終わったが、ソツのない走塁できっちりホームを踏んだ。パパになってから柵越え連発の永田は、期待通りの鋭い打球を飛ばした。そして何より、主将長谷山の打撃がここにきて完全復活。チームをプレーで鼓舞し、日弁連大会でのさらなる活躍を予感させる。 |
関越野球大会の結果は残念ではあったが、ここで負けたことが日弁連大会予選・本選での飛躍につながることは間違いない。 |
(会員 井町 順一) |
新61期 会員 澤田 美穂子 |
先日、初めて破産管財人代理の仕事をさせていただく機会に恵まれました。その中で、破産者が所有する不動産を任意売却するために、各債権者と交渉をする仕事を任されました。この不動産は既に競売申立てがなされていたため、限られた時間の中で素早い判断をすることが求められましたが、破産管財人の先生にその都度丁寧に教えてもらい、不慣れな私でも何とか仕事をやり遂げることができました。銀行での決済にも立ち合わせていただき、独特の雰囲気を肌で感じることができました。度胸のある方だと思う私も緊張のし通しでしたが、非常に貴重な経験を積むことができました。 |
さて、仕事の話はこのくらいにして、私が今とても楽しみにしている月1回の「囲碁クラブ」について書きたいと思います。 |
私は横浜修習ではなかったため(山形修習です)、弁護士1年目は、できるだけ多くの先生方と知り合いになろうとの思いで、外で行われる様々な会になるべく出席するようにしていました。 |
そして、私が新規登録弁護士の法律相談経験交流会に出席した時のことですが、とある先生から、「澤田さんは、囲碁に興味ある?」と聞かれて、「やったことありませんが、興味あります!」と答えたのがきっかけで、「囲碁クラブ」に参加させていただくことになりました。勉強しないのでなかなか上達せず、怒られてばかりですが、囲碁を始めたおかげで、仕事でも先の先を読む力が身についてきたような気がします(笑)。最近、「詰め碁」の本を購入しました。いつか、弁護士会の囲碁大会に出場できるようになりたいと思っております。 |
弁護士になって3年目、辛いこともありましたが、今は本当に毎日が楽しく、仕事も面白く、弁護士になれて良かったと心から思う毎日です。 |
今の私があるのは、失敗をしても温かく見守って下さった先輩の先生方、同期の仲間、家族など、多くの方々のおかげです。 |
皆様への感謝の気持ちを忘れずに、これからも仕事に囲碁に…がんばりたいと思います! |