横浜弁護士会新聞

2008年1月号  −4− 目次

横弁FCベスト4 宿命のライバル 東京第2チームを撃破
 昨年11月3日、4日両日に渡って第20回全国法曹サッカー大会が開催された。静岡・横浜の共催で御殿場「時の栖」を会場として北は札幌、南は九州選抜まで史上最多の15チームによる熱戦が繰り広げられた。    
 横浜弁護士会FCは、まずは4リーグに分れた予選リーグで広島チーム、大阪第2チームに2連勝して得失点差で2位通過した。    
 続く決勝リーグ初戦で宿命のライバル東京第2チームと準決勝進出をかけて激突した。創部10年来、公式戦では東京第2チームに勝利したことがない横弁FCは前半早々に右サイドからのセンタリングにFWがドンピシャリのタイミングで合わせて先制するも、その直後、東京の反撃にあい、相手FWの個人技でスペースのないところからシュートを決められ同点に追いつかれた。    
 その後は一進一退の緊迫したゲームとなり同点のままPK戦へ突入。横弁FCはGKの2本連続のスーパーセーブで相手のPKを止め、PK2−1で準決勝へ進出。最高の形で大会1日目を終了した。  
 その晩のチームの盛り上がりも史上最高。なんといっても創部10年来の目標だった東京第2チームからの勝利。創部メンバーとして喜びはひとしおだ。    
 懇親会では予選リーグの各試合のゴールシーンハイライトの放映を目玉に全国各地のサッカー好きと杯を汲み交わし、楽しい時間を過ごした。    
 大会2日目、初の決勝進出をかけた準決勝の相手は若手中心の東京第1チーム。前々回の京都大会ではこの東京第1チームとは引き分けており、決勝進出に向けていやがおうにも期待が高まる。    
 前日の東京第2チーム戦に続き緊迫した試合展開となったが、相手のフリーキックがDFの足に当たってコースが代わるというアンラッキーな形で失点を許し、その後は横弁FCは最後まで反撃するも健闘むなしく0−1で勝利を逃した。    
 3位決定戦では名古屋チームと対戦し、スコアレスのままPK戦となったが惜敗し、横弁FCは4位という結果で大会を終了した。    
 近時、全国でチーム数が増え、またそのレベルも急激に上がっている中で、若手とベテランが和気あいあいと全員サッカーを行なった末のベスト4という横弁FCの成績は誇れる最高の成績であったと思う。    
 なお、決勝は別の予選リーグを勝ち上がり、名古屋チームをPK戦で破っている大阪第1チームと東京第1チームとが対戦。大阪第1チームが2−2の末のPK戦を制して優勝した。また、札幌チームには当会から任官した阿部雅彦裁判官も参加し、元気なプレーを見せていた。    
 抜けるような晴天と富士山が見守る中、素晴らしい週末を過ごせたことを部員のみんなに感謝したい。そして、来年こそは優勝を目指して、今後も楽しくサッカーを続けていきたい。    
 (会員 井上 泰)

プロ記棋士による 将棋指導対局 将棋同好会
 昨年11月10日,弁護士フェスタの一企画として,日本将棋連盟所属の飯塚裕紀六段を招いて,将棋指導対局が行われた。弁護士フェスタにおいてプロ棋士による将棋指導対局を行うことは毎年恒例のものとなっているが,今回も多数の参加者に恵まれ好評を博した。    
 参加者中,6枚落ちで一生懸命指していた,将棋を覚えてまだ半年という小学校2年生と,平手(ハンディなし)で矢倉戦法の最先端の定跡を駆使していたアマ三段の中学生の2人が,強く印象に残った。    
 将棋は,日本独自の文化であり,プロ棋士同士による対局の結果である棋譜は芸術といえるものである。また,近時,教育効果が高いことも喧伝されている。今後も,弁護士フェスタにおいて将棋指導対局を開催することにより,一般の方,特に子どもたちに,憧れの存在であるプロ棋士に接してもらい,将棋という1つの日本文化の維持・発展に少しでも寄与できたらと願っている。  
 (会員 種村 求)

私のホビー(45)
会員 齋藤 佐知子
 ガーデニング、ビーズ細工等、美しく齢を重ねた私に似つかわしく優雅な趣味を嗜む今日この頃、ニャンといっても最も普遍的かつ高尚な趣味は、「ニャンコグッズ収集」である。新婚家庭に自分が飼っていたワンコとニャンコを連れてきてしまった父親を始めとしてワンニャン好きの家庭では、保健所で処分されるからと言われてワンコを引き取ったり、散歩中に公園で子ニャンコと遭遇したりして場当たり的にワンコとニャンコが増えていった。我が家の生ニャンコ達はいずれも相模原の至宝ともいうべき愛らしさを湛えているが、ニャンコグッズ(以下「物ニャンコ」)は、生ニャンコとはまた異なる造形の妙や面白さがある。物ニャンコを集め出したのは、独立時に縁起をかついで招きニャンコを購入したのがきっかけで、私の機能的なオフィスには招きニャンコやワン・ニャンカレンダーが溢れ、ごく一部の依頼者からもご好評頂いている。また、「働く女の象徴」であるキャリアバックはニャンコ柄、文房具から小物に至るまであまねくニャンコ、と一点のぬかりもない。これまで集めた物ニャンコは、100円ショップで購入したコップから車の頭金としてせこせこ貯めていた管財人報酬をはたいて衝動買いした5匹のニャンコを織り込んだペルシャ絨毯まで幅広く雑多である。最近では、街を歩いていても掘出物の物ニャンコがありそうな場所では勘が働き、「物ニャンコが私を呼ぶ」という域にまで達している。また、ニャンコ好きという評判から、お礼やお土産に物ニャンコを頂くことも増え、最近益々コレクションが充実しつつあり、究極の夢は藤田嗣治の「ニャンコ」である(無理。せめて現物を鑑賞したい)。ともあれ、就寝前に生ニャンコと戯れ、物ニャンコを眺めてうっとりしていると、日々是更新される弁護士稼業の憂さが溶けていく。物ニャンコはまさに究極の癒しグッズなのである。  


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編集後記
 昨年は「偽」が「今年の漢字」に選ばれるなど、暗いニュースが多かったですが、今年は明るい世相になるといいなと痛感します。  
 また、法曹界は、法曹人口の急激な伸びとともに様々なところで変化があるのではないかと思います。是非、法曹関係者及び利用者にとって、これが、いい方向への変化になるよう期待したいと思います。  
 本年もよろしくお願い致します。
デスク 澤田 久代   1面担当 高橋 健二   2面担当
工藤 昇/早川 和孝 
     3面担当 三橋 潔   4面担当
早川 和孝 

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