相模原支部 会員 徳久 京子 |
支部サミットを御存知ですか |
首都圏各弁護士会の支部会員が集まり、支部の司法事情の問題点に議論を行い、その結果を市民向けに訴える「首都圏弁護士会支部サミット」という行事がある。平成16年度以来、例年秋に、シンポジウム、寸劇などの形式で、川崎支部、八王子支部、松戸支部、越谷支部と持ち回りで開催されてきたが、今年度は相模原支部が担当することとなった。 |
当支部では、昨年度からサミット準備委員会を立ち上げ、4月の支部総会では50期以降の会員が全員サミット実行委員に任命された。早速4月20日に開催された第1回委員会では、サミットのメインテーマについて議論が行われ、合議制及び裁判員制度をメインテーマとし、法曹関係者だけでなく多数の市民に参加してもらえるようなサミットとするという方向性が確認された。 |
さらに、市民参加を促すためには市民の意識を知る必要があるということから、5月13日に行われる市民祭りで街頭アンケートを行うことも決定された。 |
このように、現在当支部はサミット成功に向けて盛り上がっているところであるが、サミットが市民だけでなく弁護士会内部でも知名度が低いことを、私は昨年度身をもって実感している。まず、そもそも私自身が、平成17年10月に当支部に来て独立し、18年度支部役員を命じられるまでサミットの存在を知らなかった。 |
しかし、昨秋越谷でのサミット会場を確認しようと日弁連や各弁護士会のHPを検索した際、どのHPにもサミットのことは掲載されていなかったのであるから、本部会員がサミットを知らないとしてもやむを得ないであろう。
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今後、サミットの宣伝方法も委員会での検討課題になるが、まずは今年度サミット開催が当会HPに掲載され、より多くの会員に関心を持っていただけることを願って、支部便りを終えることとする。
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