川崎支部 会員 安藤 肇 |
支部会員数の増加 |
川崎支部は川崎市内に事務所登録する弁護士で構成されています。昨年10月5日現在、川崎支部登録弁護士は82名で、その人数は地方の中小規模単位会と同じくらいです。かつては会員数増加が微弱でしたが、ここ数年は新規登録会員、東京など他地域からの登録替え会員等が増え、毎年増加の傾向にあります。増加に伴い、会員の支部行事への参加数も増えています。毎年1回、裁判所、検察庁と法曹三者協議会が行われますが、昨年12月の同協議会には、支部会員の4割が出席するという状況になっています。 |
また、川崎支部では、支部会館の設置を受け、同会館を中心に独自の活動もしています。日弁連ライブ研修の聴講、各種研修会の開催等が行われています。 |
裁判所との協働 |
裁判所との関係も良好です。川崎支部で簡易管財を導入するにあたっては、40期後半以降の若手会員を中心に裁判所と定期的に協議会を開催しました。「失敗をさらけ出そう」「失敗を共有して改善しよう」をモットーに協議を重ねた結果、簡易管財が定着しました。 |
現在は成年後見制度等、家庭裁判所の制度を市民にもっと利用しやすいものにするため、簡易管財導入の際と同様の哲学の下、若手会員を中心に家裁懇が定期的に行われ、徐々に成果を挙げつつあります。 |
開かれた支部へ |
また、昨年より支部定時総会終了後に市内の他士業の長を招き懇親会を行ったり、川崎市の市議会議員との協議会で情報交換を行ったりしており、開かれた支部を目指しての活動を始めています。成果の方は未知数ですが、市民と支部会員の双方に有益なものに発展することを期待してなりません。 |