横浜弁護士会新聞

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1999年5月号(4)

一年経って身についたものは?

会員 佐賀 悦子(50期) 

 中区太田町六丁目に事務所を構える青木孝先生(三七期)にお世話になり、もうすぐ一年が経ちます。
 一年目は、事務所の事件をお手伝いしつつ、個人事件もぽつぽつと入ってきました。その最初の頃に、ある支部の扶助協会から少年事件の附添人の依頼がありました。いきなりの少年事件でしたから、一体何をどう動けばいいのやらと「某マニュアル」を読みながら仕事に取りかかったような状態です。
 少年面接以外に鑑別所技官や調査官への面会、裁判官面会、保護司との連絡などなど「(必要ならば)やれ」と書いてあることはみんな「やる」という新米そのものの事件処理でした。悪そうに見える少年は、頑固だけど芯が通っており、いい青年になってくれそうな兆しもあって印象深い事件でした。
 私はといえば、審判当日、附添人席の机の中に「某マニュアル」を置き忘れ、後日それを書記官室に取りに行くという何とも恥ずかしいまねをしてしまいました。この時ばかりは、担当書記官に「四月登録で経験ないのでよろしくお願いしまーす」と大声で言っといてよかったと自分を慰めるのが精一杯でした。
 この一年で言い尽くせないほどの失敗を重ねていますが、今のところ、裁判所ではキラキラの金バッチをちらつかせ、分からないことは何でも聞いてしまうふてぶてしさで仕事をしています。多種多様な事件を抱えるボス弁の下で働いていると、一年経ってもやることなすこと初めてのことばかり、文字通りあっというまに一年が過ぎてしまいました。
 この一年で身に付いたものといえば、今年は「二年目の抗弁」を使おうと決意している更なるふてぶてしさと、ストレスのせい(?)で体にしっかりついた脂肪ってところでしょうか。
 今年は何を身につけようか・・・マジで考えている今日この頃です。


横浜弁護士会にはたくさんのクラブや同好会があります。興味のある方は電話して下さい。
●横浜弁護士会野球部
チーム名 横浜マリナーズ
オーナー 稲木俊介
監督 瀬古宜春(TEL)045−641−8687
マネージャー 田上尚志(TEL)045−651−0727
〈主な活動〉日弁連野球大会決勝出場を目標として原則毎週土曜日に練習。グラウンドが利用できるときは練習試合を随時行う(対戦相手は、横浜地裁、横浜地検、東京三会合同チーム等)。関越大会には毎年出場。
●横浜法曹テニスクラブ
会長 榎本勝則
幹事 本間豊(TEL)045−662−0103
〈主な活動〉一弁との対抗戦、税理士会との対抗戦、札幌弁護士会・仙台弁護士会との対抗戦。クラブ内対抗戦。夏合宿。数年に一度海外での対抗戦(ニュージーランド、バンクーバ−)。レベルを問わず若手新人募集中。
●横浜弁護士会サッカークラブ
キャプテン 鈴木健(TEL)045−662−7126
〈主な活動〉全国法曹サッカー大会(11月)。練習試合(一カ月に1回程度)。毎週一度、地検事務官のチームと合同練習(土か日)。試合は15分か20分ハーフなので体力的にきつくない。メンバーが不足気味なのでレギュラーのチャンス有り。将来は二年に一度開催される法曹ワールドカップの代表選手を出したい。チーム名募集中。
●横浜法曹スキー同好会
幹事 澤田久代(TEL)045−671−9521
〈主な活動〉毎年2月下旬から3月ころ北海道か海外へスキーツアーに行く。スキーのレベルは初級者から上級者まで。

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日本弁護士国民年金基金は、国民年金基礎年金の上乗せ給付を行うことを目的とする公的な年金制度を推進するために設置された公法人です。
基金に加入できる方は、国民年金の第一号被保険者であり、かつ弁護士、その専従配偶者及び従業員に限られます。
毎月の掛金は、選択する給付の型、口数及び加入時の年齢によって決まり、掛金の上限は、月額68,000円です。
掛金は、全額社会保健控除の対象となり、所得税・住民税が軽減されます。
  詳しくは、日本弁護士国民年金基金事務局にお問い合せください。
日本弁護士国民年金基金
  〒100 
東京都千代田区霞が関1−1−3
TEL03(3581)3739
FAX 03(3581)3720

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