ラジオ出演秘話 |
会員 岩田 武司 |
TBS局の毎週日曜午後に「伊集院光の日曜大将軍」なるラジオ番組がある。パーソナリティでタレントの伊集院光氏がニュース23などでおなじみのTBSアナ小倉弘子さんとともに、政治・経済・法律などの硬派なネタを題材に、面白くてためになる三時間の生放送を繰り広げるという内容である。 |
その中に「赤坂法学部」という二〇分ほどのコーナーがあり、恥ずかしながら私も出演させてもらっている。厚顔無恥ついでに言うと、出演のみならず、題材選びから、放送作家との共同で台本まで書いている。 |
番組制作段階からのプロセスはこんな感じである。 |
まず、ネタの仕込み。これが一番難しい。作家さんが「なんかネタないっすかねー」と一声、私「モーニング娘に入らない?ってスカウトされて実はモーニングって風俗の店員だったってのは、どう?」「うーん。いまいちだなー。」とあれこれしながら法律問題になりそうなネタを考える。 |
ネタが決まると、作家さんがこれを一〜二分のコント形式にして、TBSアナお歴々にそれぞれの役柄に成りきってもらってテープを録音する。番組中、この部分だけがテープで流されるのだが、この部分は本当に面白いと思う。 |
テープの事例を聞いたリスナーは、陪審員の立場に立って無罪とか有罪とか書いたハガキを番組宛に送る。これと並行して私が法的な問題点とその結論をまとめた台本を作る。 |
本番では、リスナーのハガキの面白いものをいくつか紹介した後、私がいくつか結論めいたコメントを出す。一応、台本はあるけれど伊集院氏の好奇心のままにアドリブ的な質問もぽんぽん飛び出す。もちろん断定的なことは答えるだけの自信もなく「法的にはそういう問題が発生する可能性が増しますねー」とかよく分からないコメントでお茶をにごすのである。 |
なお、番組の紹介はしたが、一番聞いて欲しくないのは同業者である。 |
51期 喜多 英博 |
昨年の四月に庄司・仁平法律事務所に入りました、喜多英博と申します。 |
無事に一年目の年末を乗り切り、二〇〇〇年を迎えることができました。 |
というのも、事務所には先輩の勤務弁護士−いわゆる兄弁が二人います。この二人の兄弁が、いずれも弁護士一年目の年末に倒れているからです。四六期の林さんはストレスからで、四八期の岩田さんは食中毒からだったようですが、詳しくはよく知らないので間違っているかもしれません。ただ、倒れたということだけは本当のようです。岩田さんは、その入院した際に「すごい勢いで点滴され殺されそうになった。」と話していますが、あんまり信じられません。 |
私は、幸いストレスをためる性格でもなく、一人暮らしで賞味期限の切れた牛乳を飲んだりしても食中毒の類にはなりませんでした。食中毒ってそういうものじゃなかったかな???よく分かりませんが、とにかく健康に過ごしています。 |
事務所の先輩には、とても親切にしてもらっています。先輩が期日の迫った起案を必死にやっているときにも、容赦なく「あの〜、ちょっと教えて欲しいんですけど〜。」と相談しています。そんなときも、丁寧に教えてくれます。ただ、自宅が林さんと近すぎて、あんまり見られたくないときに会ってしまうのだけは困ります。 |
また、事務局もきれいで明るい人達ばかりです。 |
(この辺りまでで、私の身の上を察して下さい。) |
あ、仕事のことについて何も書いていませんが、もうスペースがないので、それはまた次の機会(そんな機会はない)にしたいと思います。 |
では、こんな私ですが、どうぞよろしくお願いします。 |
なお最後に、今季も横浜弁護士会野球部「横浜マリナーズ」に一層のご声援を宜しくお願い致します。 |