2005年2月号(4) |
ホームページも写真で一杯 |
山本 安志 会員 |
今写真に夢中である。私の事務所は私の写真ギャラリーと化し、写真を撮ってきてはスキャナーで取り込み、事務所のホームページの更新をする。また、年2回発行の事務所ニュースの表紙は私の撮影した写真である。 |
私が写真を始めたのは事務所のホームページに写真でも入れて、親しみ易さを増そうと考えたからである。さっそく、近所の花を撮ることから始めた。花をマクロ撮影すると、別世界の美しさを引き出すことができ、私もしばらく熱中した。 |
そのうち、もう少し広い風景を撮りたくて紅葉の名所涸沢カールに登ってみた。帰り際にやっと晴れてきて、素晴らしい紅葉が撮れた。撮ってきた写真は、その当時としては満足できる出来映えであった。しかし、詳細にみると、ピントが甘く、繊細さに欠けるように思え、より詳細な写真が撮れる中判カメラ(フイルムが35ミリの2・7倍)を購入し、本格的に写真に取り組むようになった。 |
それからは、月2回の撮影旅行を欠かしたことはない。今年は、北海道2回、四万十川、福島、奥穂高・北岳など季節の旬を求めて飛び回っている。朝日を撮るなら午前3時に車で出かけるし、6キロの機材を担いで3000メートルの高みに登る。これらは苦労ではなく大きな楽しみである。 |
写真は、3度楽しめる趣味である。1度目は、写真の撮影で、よりきれいなもの、より感動するものを求め、探し回る。桜も紅葉も旬は1日から2日しかないことを最近知った。一期一会の気持ちで撮影していると、仕事を忘れることができる。2度目は撮ってきた写真を現像あるいはプリントし、その出来上がりを不安と期待で待つ楽しみである。3度目は、できあがった写真は批評をしてもらい、時には賞賛を得て、感動した写真を残す。 |
いい写真を撮るには、多くの時間を費やすしかない。そこで、仕事や事務所そして家族をも放り出しても撮影に行きたいところである。「五〇の手習い身を滅ぼす」か。 |
正確に 迅速に |
弁護士になってから1年ちょっと。新人弁護士であることは間違いがない。しかし、「奮闘」と言えるほどの仕事をしてきたのか。この新人弁護士奮闘記を執筆するに当たり、これまでの仕事を振り返ってみて、胸を張って報告できる仕事をしていないと報告するしかないという結論に至った。端的に言えば、スピード不足と経験不足を思い知らされた1年であった。 |
この1年は、無我夢中に目の前の仕事を処理するだけで時間が経ってしまった。期日ぎりぎりに何とか書面を作成し、間に合ったと思ったら、ボスにダメ出しを食らってあたふたとしたことが何回あったことか。もっと余裕を持って処理できればよいのであるが、次から次へと締め切りに追われるようになり、結局、担当しているすべての事件で期日に追われるようになってしまっているのである。 |
修習時代にある弁護士から「バッジをつければ一人前。新人弁護士もベテラン弁護士もない。」と言われた。依頼者からすれば、専門家としての弁護士を依頼しているのであるから、新人弁護士であるなんてことが何の言い訳にもならないことは当然である。そのため、自分が担当したがために依頼者に不利な結果となることのないように検討を重ね悪戦苦闘しているうちに、時間が足りなくなるのである。 |
弁護士になってから、ボスに「正確性も大事だが、スピードも大事である」とよく言われる。これもまた至極当然である。諸先輩方は、私より多くの事件を抱えながら、いともたやすく書面を作成し、事件を処理しているように見える。 |
自分が、諸先輩方のように、正確な書面を迅速に作成し、余裕を持って事件処理できるようになるのか自信はない。しかし、事件処理の正確性も、迅速さもいずれも依頼者にとって重要な利益に関わる問題であり、正確迅速な事件処理が出来るよう努力していこうと思っている。 |
昨年12月17日、神奈川県弁護士協同組合主催のバザーが開催された。 |
本バザーは、会員提供の品物を販売し、収益を弁護士会及び協同組合の事業に役立てる目的で始められ、年末恒例の催しとなっている。 |
当日は、開場前から会館の2階階段付近まで50名を超える人の列ができ、開場から30分余りで品物の大半が販売されるなど、大盛況のうちに終了した。 |
お悔やみ申し上げます | |
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いろいろな相談にお応えします。 | |||||||||
川崎法律相談センター | |||||||||
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編集後記 | ||||||||||||||||
本号は弁護士フェスタに1・2面をあてたが、それでも取材した企画の一端しか紹介できない。取材する側になって企画の厚みと多様さを再認識した。個人的にはアライグマ被害に怯えているので外来種問題の企画が有り難かった。 | ||||||||||||||||
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