国際舞台のスポーツに魅了される昨今

2023年04月21日田村　啓弁護士

　今年の3月にワールド・ベースボール・クラシック2023(WBC 2023)が開催されたことは記憶に新しいところでしょう。日本の侍戦士達が数々の海外強豪国に挑んだ結果、何と14年ぶりに優勝を果たしました。
　業務中にもかかわらず、こまめに速報をチェックしていたのは私だけではないはずです。
　野球にそこまで精通していない私でも、直近のオリンピックで日本が野球の種目で金メダルを取ったことは記憶にありました。
　その上で、WBCで優勝したという事実は改めて日本の野球のレベルの高さを実感させるものであり、同じ日本人として誇りを感じることのできた大変良い機会だったと素直に感じることができました。

　思い返すと、最近、国際的なスポーツを通じて日本の素晴らしさを改めて感じることが増えましたね。

　例えば、昨年に開催されたサッカーのワールドカップ。日本は、ドイツやスペインという優勝経験のある国を次々に破り、見事グループリーグを突破しました。正直、グループリーグ突破は無理では？と考えていた人も少なくないでしょう。かくいう私も、、、。
　日本は、強豪国であるクロアチア代表に惜しくも敗戦してしまいましたが、本当に僅かな差だったと思います（サッカーについても野球と同様、にわかファンの域を超えないレベルなので、これ以上の論評は控えます。）。ただ、サッカー日本代表の最後まで諦めない姿勢だけでも十分に感動できるものでしたが、試合後の選手達のコメントも非常に謙虚なものばかりでしたし、何より日本人のサポーターが、日本が敗戦した後もゴミ拾いをしていたことは、正に称賛に値する行為だと思います。

　今年は、女子サッカーの日本代表が参加するワールドカップや、ラグビーのワールドカップ等、国際的なスポーツイベントが盛り沢山のようですね。
　もちろん選手達が納得のいく結果が実現することが第一ですが、同じ日本人として誇りを持てる機会にもなってくれればと老婆心ながら感じた次第です。

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