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野球の考え方 |
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2022年09月30日島田 栄作弁護士
私は、小学生の頃、よくテレビで巨人戦を観たり、友達と近所の公園で草野球をするなど、野球にのめり込んでいた時期があります。子どもの頃は、そこまで深く戦略などを考えずとも、十分に楽しめていました。
しかし、大人になってから、偶々ネットニュースか何かで、故野村克也氏が考える野球理論に触れたことをきっかけに、これまでになかった視点をもって野球という競技を観るようになりました。
野村氏は、現役時代、捕手として非常に有名でしたが、同氏は、例えば、野球のボールカウント(「ノーボール、ワンストライク」など)には、12種類の組合せがあり、このボールカウントを打者有利、投手有利、どちらとも言えない、の3パターンに分けて、それぞれの状況に応じた攻め方を意識して、投手に配球を指示していたそうです。野村氏の教え子であるヤクルトスワローズの現監督・高津臣吾氏は、野村氏からの教えを受けるまでは、ノーストライク・ノーボールの状況で、どちらが有利かなどということは、考えたこともなかったとコメントしており(ヤフーニュースの記事で見かけたと記憶しています。)、選手や監督が、一つ一つのプレーに対して、どのように考えているのかは様々であるということが分かりました。そういう意味で、今後は、特にバッテリー(投手と捕手)が、カウントごとにどのような攻め方をするのかという視点で見ることも、野球の楽しみ方の一つになりました。
選手や監督たちは、試合のあらゆる局面で、バントをするかしないか、盗塁をするかしないか、守備位置をどのように組むのかなどの細かな判断を求められます。私が野村野球を知ってすぐに購入した「野村克也 野球論集成」(野村克也著)という本には、上記以外にも、野村氏が実践のあらゆる場面において、どのように考えていたのかが、かなり具体的に述べられており、野球の戦術を知るのに最適な1冊だと感じました。ご興味がある方は、是非一度、手に取って読んでみてはいかがでしょうか。
観戦後、スタジアム前で写真を撮る執筆者
執筆者情報
弁護士名 | 島田 栄作 |
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事務所名 | 川崎ひかり法律事務所 |
事務所住所 | 川崎市川崎区東田町8 パレール三井ビルディング11階 1101号室 |
TEL | 044-223-4402 |
FAX | 044-223-4403 |
Webサイト | https://kawasaki-hikari.com/ |
こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です