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まちべん |
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2022年03月18日渡邊 禎弁護士
最近、「まちべん」という言葉には、2つの意味があることに気付きました。
われわれの世界で「まちべん」というと、「地域の方から相談を受け、身近な困りごとに対処する、町医者タイプの弁護士」のことを指すと言っていいと思います。
一方、「まちなか(街中/町中)にあるお弁当屋さん」も、同じく「まちべん」であることに気付きました。
多くの弁護士が扱う、借金、離婚、相続、交通事故などは、誰もが抱えそうなトラブルです。誰もが抱えるということは、まちなかの至る所で起こり得るということです。
すると、弁護士のほうの「まちべん」についても、端的に「まちなかの弁護士」と言っていいのかもしれません。
ところで、お弁当屋さんのほうの「まちべん」ですが、私は、これから、ブームになるのではないか、という気がしています。
人は、ときに、大きな資本をバックにした、マニュアルどおりの画一的なサービスよりも、細々ながら、お客さんごとに個別対応してくれるようなサービスに惹かれることがあります。
価格では、大量生産にかないませんが、味付けに特徴があったり、お客さんと世間話をしたりなどと、チェーン店にはない「味」のある、まちなかのお弁当屋さんって、とても良いですよね。そういうお店を知っているだけで、どこか優越感を覚えてしまいます。
弁護士も、お弁当屋さんも、地域の声に個別対応できる仕事という点で、お互い親しみを持ち合える存在になるといいですね。
ちなみに、私の妻は、何をどう間違えたのか分かりませんが、「まちべん」が持つ2つの意味について、1つはお弁当屋さんのことで、もう1つは便秘のことと思っていたようです。
(なお、写真については、お店の許可をいただいています。)
執筆者情報
弁護士名 | 渡邊 禎 |
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事務所名 | 横浜渡邊法律事務所 |
こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です