私の2021年

2022年01月07日岩永　和大弁護士

　皆様，明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

　ただの巡り合わせとはいえ，年初の原稿を担当させて頂くこととなり，重責を感じております。

　さて，２０２１年は，バイデン政権発足，松山英樹のマスターズ制覇，東京オリンピック，新型コロナウィルス第５波などなど，様々な出来事がありましたが，私としては，「サッカー」と「お受験」の一年でした。サッカーといっても，「沢山，頑張りました」というのとは真逆で，２０２１年は，人生で初めて，一切ボールを蹴らずに終わった１年となりました。

　年齢やコロナの関係で機会が減っていたというのもありますが，一番の理由は，５歳の息子の「小学校受験」。よく小学校受験は親の受験と言われますが，まさにその通りで，年少・年中から，塾選びや学校説明会への参加，お教室の送り迎えなどにあたふたし，多少慣れてきたかと思えば，模試の結果に一喜一憂。夏には，ステートメント作成と面接練習。そうこうしているうちに直前期を迎え，入試は10月から1月半に及ぶ長丁場（もちろん受験校によりますが......）という，親にとっても一大プロジェクト。特にステートメントは，何度も何度も添削を受け，なんとか仕上げましたが，普段，私達が作成する理屈ばった文章とのギャップに，随分と悩まされました。

　私自身も小学校受験を経験しており，どこか「どうにかなるでしょ」という気持ちでしたが，それはもう40年近く前の話，「昭和のお受験」と「令和のお受験」は，全く違うものでした。どこまでやるかという問題ではありますが，これからお考えの方や，今，まさに頑張られている方には，エールをお送り致します。

　他方，当会サッカー部は，昨年の全国大会で準優勝。優勝を狙うチームですので悔しさもあるでしょうが，大会レベルが上がる中，立派な結果だと思います。私は修習時代からの連続出場記録が途絶えてしまいましたが，今年はチームの力になれるよう，まずは，息子と公園でボールを蹴ろうと思います。

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