ページの先頭です。
本文へジャンプする。
サイト内共通メニューここまで。

落車の前の自転車保険

2021年09月03日白石 雅人弁護士

 私の趣味は、サイクリング、草野球、ゲームです。今回はサイクリングについてお話します。

 始めに、十数万円のロードバイク(これでも安い方です。)を購入して、本格的にサイクリングを始めると、だんだんとロードバイクのカスタマイズに必要な機材にまで手を出すようになり、ついには、元のロードバイクよりも高い機材にまで手を出しました。既にロードバイクの周辺機材に、少なくとも本体の2倍の金銭を費消していると思います。

 そのうち、弁護士になってからロードバイクのために特にお金を払ったものと言えば、事故を起こしたときのための保険です。

 自動車には自賠責に加入する義務がありますが、自転車にはありませんので、無保険のまま自転車同士で事故に遭うと損害を保険で補填できない可能性があります。もちろん、加害者になるつもりはありませんが、被害者になったときに、加害者が保険に入っているとは限りません。また、時折、自動車でも無保険のままで乗り回している方がいらっしゃいます。無保険の自動車に高いロードバイクを傷つけられれば、その分の損害賠償はされない可能性が高いでしょう。当然、怪我をさせられた場合はいうまでもありません。

 また、自転車での交通事故事件は自動車同士、自動車と二輪車での事故とは異なる特殊な扱いがされるため、法的専門家の助力は自動車事故よりも必要だと思います。

 そのため、転ばぬ先の杖ならぬ落車の前の自転車保険として、弁護士特約のついている自転車保険への加入は必要だと思います。みなさまも、できる限り自転車保険に加入し(火災保険等に付帯する個人賠償保険等でも構わないと思います。)快適で安心できるサイクリングをお楽しみください。

 もし、次回がありましたら、その他の趣味である草野球かゲームについてお話しようと思います。

写真1

戦艦三笠を見に行ったときの写真

写真2

霞ヶ浦を一周したときの写真

 

執筆者情報

弁護士名 白石 雅人
事務所名 弁護士法人大西総合法律事務所横浜事務所
事務所住所 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング7階
TEL 045-594-7881
FAX 045-453-7525

 

こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です

 
 
本文ここまで。