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横浜マラソンを走って |
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2020年05月15日鈴木 翔弁護士
昨年11月,私は,初めてのフルマラソンである横浜マラソンに挑戦しました。これまでにハーフマラソンは何度か経験していましたが,フルマラソンはまさに未知の領域でした。特に,仕事を始めてからは運動不足も顕著であったため,スタート前は,無事に完走できるかどうか,非常に不安でした。しかし,実際に走り始めると,沿道にいらっしゃるたくさんの方々が応援の声をかけてくださり,また,コース上に18箇所設置された給水所では,給水だけではなく様々なお菓子や軽食,サンバや演奏などの応援があり,非常に楽しい気持ちで走ることができました。特に,25キロ辺りからは高速道路上を走るという非常に貴重な経験をすることができ,車ではなく自分の足で料金所を通過する瞬間はとても気持ちの良いものでした。
ところが,高速道路を降りて35キロを通過する辺りからは,先ほどまでの楽しい気分は何処へやら,ガクンとペースが落ち,とにかく苦しく一歩足を出すのすらもうやめてしまおうかと思うほどでした。「マラソンの最初の10キロと最後の10キロは全く違う」ということは聞いてはいましたが,まさかこれほどまでに苦しいとは。それでも,様々な方々の声援に支えられて一歩一歩足を動かし,なんとかゴールまで走りきることができました。
走り終ると,身体中が筋肉痛で疲れ切っているものの,非常に大きな達成感に満たされました。仕事においても,「あの時諦めないで走り切れたんだから,ここももう一踏ん張り頑張ろう」と,ここぞの場面で諦めない気持ちが以前より強くなったような気がします。フルマラソンに何度も挑戦し続ける方々の気持ちが少しわかったような気がしました。
今はマラソン大会の開催はなかなか難しい状況ではありますが,室内でできるトレーニングを続け,またマラソン大会が開催できる状況になれば,是非また参加したいと考えています。
料金所を通過するランナーの皆さんの様子
ゼッケンと完走メダル
執筆者情報
弁護士名 | 鈴木 翔 |
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こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です