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戦略的ダイエット

2020年04月17日中村 裕弁護士

 弁護士になって太った。
 厳密にいうと、太っていたが、さらに太った。おそらくそれが動かし難い事実だ。
 健康でいなければ、仕事はできない。ベイマックスのような体型になったところで、自分の健康は守れない。
 30代最後の今年、今年こそは痩せよう。そう心に決めた。

 太るというのはつまり、摂取カロリーが消費カロリーを上回っていることだ。ならば、消費カロリーが摂取カロリーを上回れば痩せる。

 そこでまず、私は摂取カロリーを下げる方法を検討した。
 第1に、食べる量を控える。
 これは既に実行できている。ご飯をおかわりするときは、「少なめで。」ときちんと言える日もある。「ご飯おかわり無料」というインセンティブがない店にも足を向けるようになった。
 第2に、揚げ物を控える。
 これに関しては、まだ意識段階で、実行できてはいない。コンディションが整い次第、実行するつもりである。好きな食べ物を聞かれたら「唐揚げ」と即答する私だが、なに、おかずは他にも山ほどある。そう難しくはない。いつでも実行できる。

 次に、消費カロリーを上げる方法を検討した。
 第1に、フィットネスジムに入会した。
 運命的に、私の自宅の近くに24時間のフィットネスジムが3月1日にオープンすることになった。24時間制、しかも水素水飲み放題(マイボトルに入れて持ち帰りも可)。なんと心強いことか。会費との兼ね合いでひとしきり逡巡した後、2月頭に直ちに入会した。オープン前に、だ。これだけの意気込みでやって、消費カロリーが上がらないわけがない。入会したことで既に消費カロリーが上がった気がした。そういえば、入会直後からよく汗をかくようになった。入会の効果だと信じたい。
 ただ、コロナウィルス感染防止のために、ジムのオープンを待たずに退会した。残念ながら一度も利用することはなかったが、ジムの利点を教えてくれたことに心から感謝したい。
 第2に、家から駅まで歩くことを考えている。
 これは検討段階であるが、駅が遠いため、却下する蓋然性が極めて高い。膝を痛めては本末転倒だからだ。そのかわりといっては何だが、駅から事務所までは毎日しっかり歩こうと思う。

 このように戦略的に考えていくと、もう痩せたも同然である。
 心なしか、このコラムを書いている間にもズボンが緩くなった気がする。
 自分へのご褒美に、今日はセブンイレブンの唐揚げ弁当を食べよう。

 

執筆者情報

弁護士名 中村 裕
事務所名 安藤法律事務所

 

こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です

 
 
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