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我が家の癒やし |
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2013年05月10日飯田 直久弁護士
我が家には4歳半になる長女がいる。といっても、ジャック・ラッセル・テリアという犬である。これがまた、言うことをなかなか聞かずに手を焼いている。
障子の桟はかじるは、ソファーは足で引っ掻いてボロボロにするは、畳におしっこはするは、散歩に連れて行けばバイクに突っ込んで行くはで、目が離せない。ご機嫌の悪いときに手を出そうものなら、容赦なく噛みついてくる。
聞けば、この犬種、キツネ狩りのために交配に交配を重ねて育種された犬種で、ミックス犬の最高傑作と言われているそうだ。狩り場で放たれ、小柄な身体で勇敢にキツネの巣穴に潜り込み、逃げるキツネを強靱な顎で噛みついて離さず、状況に応じて自ら判断して行動し、肉食獣であるキツネを一対一でも噛み殺せるほどのスーパーわんこだそうだ。
なんてご託を並べていると、さぞどう猛なドーベルマンみたいな犬を想像するかも知れないが、外見はもの凄く可愛い。散歩に連れ出せば、いつも道行く人に「カワイイ~」なんて声を掛けられる。そんな容姿に騙されて、ただブリーダーの見学に行ったつもりが、帰りの車には生後3か月の彼女が乗っていたという訳である。
昨年、アカデミー賞に輝いたフランス映画に”主演”?したせいか(あのサイレント映画です。)、CMにもよく出るようになったので、誰もが一度は目にしている筈である。
お腹でスヤスヤ
とはいいつつも、あの「やんちゃさ」はどうにかしなきゃと毎日思っている。なんてことを言いながら、早4年も経ってしまった。犬の問題行動の原因は、殆どの場合飼い主にあるそうだ。思い当たることは数限りない。「子は親の鏡」というけれど、「犬は飼い主の鏡」と言われないよう、「今年こそ!」と思っている今日この頃である。
こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です