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会長声明・決議・意見書(2013年度)

京都弁護士会会員に対する傷害事件に関する会長声明

2013年08月15日更新

本年8月8日午後6時半ころ,京都市上京区の路上で,男性がアイスピックの様な物で,京都弁護士会会員の脇腹を複数回刺し,約2ヶ月の重傷を負わせる事件が発生した。

本事件については,未だ捜査中であり,その原因や背景は明らかにされていないものの,新聞報道によれば,弁護士業務に関連して男性と同会員との間にトラブルがあったとのことである。

以上のような報道が事実であれば,このような暴力行為は,社会正義の実現と基本的人権の擁護を使命とする我々弁護士の業務に対する重大な挑戦であり,断じて許してはならない。

坂本弁護士一家殺害事件や,平成22年6月には,前野義広弁護士が事務所にて,業務に関連して殺害されるという痛ましい事件を経験している当会としては,このような暴力行為を強く非難し,捜査機関に対しては,適正かつ迅速な捜査と真相の徹底究明を求める。

そして,当会は,今後も弁護士業務に関連する妨害行為に対しては一歩も退くことなく,毅然と対処する覚悟であることを宣言するものである。


2013年(平成25年)8月14日
横浜弁護士会
会長 仁平 信哉

 
 
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