1999年7月号(4) |
勝利の美酒に酔う 法曹テニス |
横浜法曹テニスクラブと横浜地方裁判所との対抗戦が、平成一一年五月八日、横須賀のダイヤランドテニスクラブで行われた。ここ数年は幹事の怠慢からか、法曹テニスの我儘が嫌われたのか、原因は不明だが、平成七年に開催されたのを最後に、恒例となっていた裁判所の職員との対抗戦が行われないままになっていた。 |
今回の大会当日は好天にも恵まれ、裁判官八名、裁判所職員も一〇名が参加し、水戸地裁や東京高裁、八王子支部からも裁判官が応援に駆け付け盛況な大会となった。 |
対抗戦は、当クラブ内ではかなりの異論はあるものの、実力順に一二組のペアを組み、その対戦成績で勝敗を決することとなった(この序列は歴代幹事の最も苦労するところであり、一部異論が出て変更となったという噂もある)。 |
その結果、今年は弁護士会が十勝二敗での圧勝となった。しかしながら、第一ペアの大友、宮代両会員ペアと、山下裁判官、松井書記官ペアとの対戦は八対六、第二ペアの岡本当会会長、前田会員ペアと鈴木、上原両裁判官ペアとの対戦は、八対七と手に汗握る大接戦となり、上位陣では実力が拮抗する結果となった。 |
過去の対戦成績では、本来実力は互角であり、以前に参加していた実力者の不参加も、今回の裁判所の成績不振に影響しているようだ。できればこの記事を見て、惨敗となった裁判所の名誉挽回を期してその奮起を期待したい。 |
なお、対抗戦の後は、多数の修習生も参加し、和気藹々と親睦戦が行なわれた。試合後は久里浜駅前の一升屋で親睦会が行われ、日本酒と毒舌が飛び交う中、散会となった。(会員 飯田 直久) |
島朗八段指導将棋の会 将棋同好会 |
法曹将棋同好会(会長兼幹事佐藤克洋)は、五月一五日、恒例となった島朗八段指導将棋の会(第三回)を開催した。トッププロとの対局ということで有段者クラスの一三名が参加し、角落〜二枚落の手合による八面指しの対局となった。 |
参加者はいずれも普段にない真剣さで盤上の駒に没頭し健闘したが、島八段の「アマチュアに対する指導対局でも手を緩めない」の言葉通り、佐藤克洋、斉藤尚之、茆原正道等勝ち将棋を逆転される対局が続出し、トッププロの実力を十分に堪能(?)することができた。結局、勝星は松延成雄・沢藤達夫(いずれも角落)、高柳馨(飛落)の三勝に止った。三人とも昨年も勝星をあげているが、高柳は飛香落からのランクアップであり、その棋力の向上ぶりには注目すべきものがあった。 |
指導対局後は、中華街にて懇親会を行い、島八段からプロ将棋界の裏話や駒落将棋の心構え等興味あるお話をいただき、勝負師とは思えない気さくな人柄にふれるとともに、連敗の参加者からは「あの将棋は本当は勝っていた」「俺は王手を五回もかけた」「来年は四枚落で必勝を期する」等の反省ならぬ負け惜しみの弁もあり、大いに盛り上がった。その後小林雅信の先導により、島八段を伴って麻雀へと流れ、田子璋・本田敏幸両名が将棋とはうって変わっての完勝で溜飲を下げ、かくして参加者各々楽しい一日を終えた。(会員 沢藤 達夫) |
優勝者 |
Aクラス 田辺会員 Bクラス 野原会員 |
平成一一年度横浜弁護士会春季囲碁大会が、五月二二日、横浜弁護士会館で行われた。参加会員は、最近の大会では最も少ない二三名であったが、A、Bの二クラスに分かれ、缶ビールを飲みながら楽しくも、盤上では大熱戦が繰り広げられた。Aクラスは、田辺紀男会員が四戦全勝で横浜市長杯を手にした。準優勝は田辺会員に敗れた長瀬幸雄会員、三位は三浦修会員という結果であった。Bクラスは、安定した戦い振りを示した野原薫会員が全勝優勝(横浜市議会議長杯)し、準優勝は隠れたる実力者上村恵史会員、三位は奥山壽会員であった。(会員 柴野 眞也) |
同好会紹介第2弾です。興味のある方は各同好会にお問い合わせを。 |
●横浜弁護士会写真倶楽部 |
部長 岡本秀雄 幹事 海野宏行 (TEL)045−212−2204 <主な活動>写真・写真機、音楽、オーディオ、テニス、ハングライダー、酒、温泉等を愛する者達の集まりです。発足して日の浅い倶楽部ですが、部員は岡本部長以下12名になりました。規則、行事への参加強制等は一切ありません。不定期に写真撮影の旅行や懇親会、会員控室での作品展示を行っています。最近では4月10日、11日に伊豆の某所で桜や富士山、そして何と虹の撮影をしました。 |
●横浜弁護士会美術同好会「キャンバス・アバウト」 |
連絡先 中村俊規 (TEL)045−661−3541 <主な活動>例会(不定期)、春合宿(毎年5月頃・一泊二日程度)、グループ展覧会(毎年秋頃)、その他良い景色とおいしいものがあればどこへでも行く。現メンバーは自称アーティストから諸展覧会入選者まで多彩な顔触れ。初めて絵筆をとる方大歓迎。 |
●横浜法曹ゴルフ会 |
幹事 清水規廣 (TEL)045−662−6662 窓田涼聖 (TEL)045−662−0611 <主な活動>弁護士だけでなく、判・検事、公証人をメンバーとして組織。登録会員約60名。毎月の月例会、夏合宿(弁護士会長杯あり)、忘年ゴルフ(常議員議長杯あり)が定例で、和気藹々とした雰囲気の中、切磋琢磨を重ねています。若手、女性の新加入歓迎(もちろん、中堅、ベテランも拒みません)。 |
弁護士国民年金基金に加入を! | |||||||
● | 日本弁護士国民年金基金は、国民年金基礎年金の上乗せ給付を行うことを目的とする公的な年金制度を推進するために設置された公法人です。 | ||||||
● | 基金に加入できる方は、国民年金の第一号被保険者であり、かつ弁護士、その専従配偶者及び従業員に限られます。 | ||||||
● | 毎月の掛金は、選択する給付の型、口数及び加入時の年齢によって決まり、掛金の上限は、月額68,000円です。 | ||||||
● | 掛金は、全額社会保健控除の対象となり、所得税・住民税が軽減されます。 | ||||||
詳しくは、日本弁護士国民年金基金事務局にお問い合せください。
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