2000年3月号(1) |
各種大会に積極的に参加を 次期会長 (26期) |
(1)お生れから修習までの経歴を |
昭和二〇年(一九四五年)四月生れ。四ヶ月の差で残念ながら戦後生まれとはなりません。姉二人いる長男。父にとっては待望の男の子ということで、随分可愛がってもらったようですが、私にはその記憶がありません。青木小学校から聖光学院、中央大学へ進学。司法試験にはやや苦労して昭和四六年に合格。京都で修習し、修習先の弁護士の娘と結婚。娘二人に恵まれ、現在女性三人とメス猫三匹との生活。子供の頃から家庭では女性に囲まれる運命にあるようです。 |
(2)弁護士としてのスタート、会務歴等を |
昭和四九年に研修所を出て横浜弁護士会へ入会。大類武雄先生の下で四年間お世話になりました。大類先生から、「鍛えますよ」と言われ、萎縮したものの、なんとか四年間頑張りました。平成二年山田尚典先生の下で、副会長。会務の面白さに目覚め、以後広報委員会・法律相談センター・社交委員会等の委員長をさせていただきました。 |
(3)趣味について |
スポーツではゴルフ。回数の割には下手と言われ続けたので、今年は回数を減らして上手くなろうと決意しています。雨が降れば油絵。おまえのは絵を描くのではなく、恥をかくのだとも言われますが、なかなかやめられません。嫌いなものは、人前での挨拶とカラオケ。カラオケは聴くことは好きですが、親譲りの音痴で歌うことはありません。小学校の音楽教師から、合唱の際君は歌わなくていいよと言われ、傷つきました。歌に付いてはいい思い出がありません。 |
(4)性格は |
かなり我がままで勝手。幼児期の生活に問題があったのかも知れません。また、なにしろ勉強と仕事は大嫌いな反面、人にお願いすることは大好きという、他人からすれば大変迷惑な性格でもあります。 |
(5)次年度会長として一言 |
働き者の副会長に恵まれ、喜んでいます。副会長には最初に会ったとき、ゴルフをする様お願いしました。一緒にプレーをしようという訳ではありません。今年一年各種大会がありますが、例年横浜弁護士会からの参加者は少なく、ゴルフも同様です。今年は当会から関弁連理事長が選任される予定であるし、また日弁連の副会長問題もあります。ともかく参加しなければ発言も出来ないわけで、副会長にゴルフをお願いした次第です。 |
会員の皆様の御参加もぜひお願いしようと思っています。一年間宜しくお願い致します。 |
人生アバウトがモットー 次期副会長 松浦 光明(34期) |
(1)略歴 |
昭和二二年三月一八日生、広島県出身。家族は妻と一男一女の四人に、犬一匹、猫四匹くわえた動物家族です。 |
(2)趣味 |
趣味は、燻製品つくりです。下ごしらえに始まって燻煙、殺菌と、一週間から一〇日かけて完成させるロースハム、ベーコンなど手づくりの味を満喫しております。なかでも、一カ月から数ヶ月かけて熟成させて作る生ハムは圧巻です。休日は、この煙の香りに取り巻かれてすごしています。 |
(3)自己評価 |
動物占いでは、コアラだそうです。愛くるしくて、暖かいところがだいすきで、陽にあたってぼーッとしているところは、ピッタリ、と思いませんか?人生「アバウトに」をモットーとして、毎日を煙りと戯れて過ごすことができる日を夢見て、業務に励んでおります。 |
(4)好きなものと嫌いなもの |
好きなものは、ワイン。手作りの燻製品を食べながら飲むとテーブルワインもヴィンテージ物に早がわりです。 嫌いな物は、臭いキムチ。 |
丸くなった? 次期副会長 滝本 太郎(35期) |
(1)略歴 |
一九八三年に研修を終え横浜登録した三五期です。家族は、妻と一女、四男、事務所は県央の大和市にあり、市内で唯一開業していることになります。本庁管轄ですが、「横浜」との会名にはいつも不便を感じています。 |
(2)趣味 |
趣味はヘボスキーぐらい。 |
(3)自己評価 |
「だいぶ丸くなった」と言われたいのですが、直言癖が嫌とも言われます。 |
(4)好きなものと嫌いなもの |
きらいなのは納豆と自己決定をしようとしない態度、好きなのはまあアルコール入り麦茶です。 |
親切、正直、愉快がモットー 次期副会長 松本 素彦(36期) |
(1)略歴 |
茅ヶ崎高校卒業後横浜市大進学。学園紛争の喧噪の中で流浪し京大を卒業。鉄鋼会社勤務等を経て昭和五六年司試合格。 |
同五九年当会登録後東京に転出。平成四年再入会後相模原にて執務。 |
(2)趣味 |
ペーパーバック乱読と山菜茸採り。 |
(3)自己評価 |
親切、正直、愉快がモットー。道遠く合格点には至らない。 |
(4)好きなものと嫌いなもの |
酒好き。日本酒は飲み過ぎるためウイスキー等で我慢。 |
争いを好まず、好きな言葉は賢治の「北に喧嘩や訴訟があれば行ってつまらないからやめろと言い」である。 |
大雑把と神経質が同居 次期副会長 松井 宏之(36期) |
(1)略歴 |
昭和二九年一〇月東京生。山田尚典先生のところで修習し、あまりの居心地のよさに横浜弁護士会に居続けることにしました。 |
(2)趣味 |
散歩、絵画、オートバイ、フライフィッシング、パソコン(ゲーム)、スキー、民芸品集めなど多彩、いずれも中途半端。ゴルフは趣味とまで言えず、腰痛のため中断していましたが、今回強制的な再開を迫られています。 |
(3)自己評価 |
大雑把な反面、神経質で潔癖なところが同居。のんびりしたところと気が短いところも同居。 |
(4)好きなものと嫌いなもの |
食べ物とアルコールが大好き。食べ物の出ない飲み屋が嫌い。 |
人と争うのが嫌い 次期副会長 杉原 光昭(36期) |
(1)略歴 |
昭和三二年三月二日横浜で生まれ、横浜で育つ(現在四三歳)。 |
昭和五四年三月慶応義塾大学法学部法律学科卒業 |
昭和五七年四月司法研修所入所(三六期) |
昭和五九年四月弁護士登録 |
余談ですが次期会長とは遠い親戚です。 |
(2)趣味 |
オーディオ(但し最近は我が子達の蓄音機に成り果てています)・車(いつも文句を言ってはいますが私はN社のファンです。がんばれN!)・旅行 |
(3)自己評価 |
良く言えば几帳面、悪く言うと神経質。 |
良く言えば何事も計画を立てて行動する、悪く言えば融通が利かない。 |
良く言えば慎重、悪く言えば優柔不断。 |
(4)好きなもの |
甘い物・ケーキ |
ビートルズ(特に後期の曲) |
嫌いなもの(こと) |
人と争うこと(本当です)。 |
S先生の女装(どうしてもやると言うのなら私のいない場所でやってください) |
最近、「癒し系〇〇」が流行っているらしい。キャラクターものに始まり、ペット、音楽、アロマテラピー等々。いずれも、自然を連想させる | |
現在の生活環境からすると当然の欲求だろうか。汚れた空気の中、コンクリートに囲まれ、競争社会の複雑な人間関係に神経を疲弊させる毎日。そんな人達の無意識に自然を求める気持ちが、癒し系商品をヒットさせているのかもしれない | |
ご多分にもれず「癒し」を求め、正月に沖縄本島へ行った時のこと。観光客が過ぎ去ったマングローブ林で、湿った林床に大小無数の穴を見つけた。そっと覗き込むと、白いものが慌てて奥に逃げて行く。息を潜めていると、数分後、林床は一面のカニで覆い尽くされた。「シャリシャリシャリ……」カニ達は砂の食事に夢中だ。目を閉じて聴くその柔らかな音の、何とも言えない心地よさ。紛れもなく、その時私は癒されていた | |
このマングローブ林は、あの辺野古から直線にして二〇キロメートルと離れていない。「辺野古では、昨年もジュゴンの母子が目撃され、写真に撮られている。辺野古はそういう場所なんだ。」美ら海の広がるビーチの船長が語った。船長の案内してくれた海底は、珊瑚の墓場と化していた。地球温暖化の影響を受け、ここ一、二年で海水の温度が二度上昇したせいらしい | |
人は自然によって癒されるのに、我々はその自然を壊し続けてきた。そして、今になって自然の代償となるものを求めている。そろそろ、人間が自然=地球を癒してあげてもいい段階が来たのではないか。そんな想いを抱きつつ、再びいつもの生活に戻ってきた。 | |
(鈴木 野枝) |
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