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20005年8月号（4） |
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| もっと「奮闘」せねば! |
| 横浜の５７期は３７人もいるが、トップバッターでこの「奮闘記」を書く栄誉を与えていただいた。妄想癖のある私としては、何を書こうかと考えるだけで自然と顔がにやけてくる。はたから見ると何とも危ないやつだ…。ところで、新人弁護士としての私の「奮闘ぶり」についてだが、私のボスは、「出光君はまだ奮闘してないからなあ」などと冗談交じり（？）に言っていたそうだ…。修習生の頃から参加させてもらっている野球部では、先輩のＫ弁護士から「ヒット打たなかったらボーナスカットだからな」などと言われ、事務所では経費の問題が出ると、ボスでもないやはり先輩のＫ弁護士から「出光のボーナスカットすればいいじゃん」などと言われ、美人ぞろいの事務局にはいろいろといじってもらったりして、みんなからかわいがってもらっている（と本人は思っている）。さて、こんなことばかり書いていると本当に「奮闘」してないと思われるので、一つくらい「奮闘記」を書こう。印象に残っているのは、弁護士になってすぐに受けた私選の刑事事件である。その事件は条例違反の痴漢事件で、当初否認だったということもあって毎晩のように東京まで接見に行き、被疑者の家族にも逐一被疑者の様子を報告して方針を協議した。しかし、痴漢はしていないので認めるわけにはいかないが（私もやってないと信じていた）、否認を続けて身柄拘束が長期化することの不利益も耐え難いとのことで関係者の間でなかなか方針が定まらず、私もどうすべきかいろいろ悩みながらの状況で検察官と連絡をとったりせざるを得なかった。結局、結果はあまり納得できるものではなかったので、「奮闘むなしく」という感じではあったのだが…。自分としては常に一生懸命やっているつもりだが、あとで振り返ると「もっとああしておけばよかった」と思うことがしばしば。やはり、まだまだ「奮闘ぶり」が足りないのか。もっと「奮闘」せねば！ |
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| パリの夜は更けて…… |
| 中村 俊規 会員 |
| 今回は、前回の栗田誠之会員による旅行記からぐっと格調を落とした「エピソード集」をお届けする（事柄の性質上、以下仮名）。 |
| ４月２０日 成田出国の際のボディーチェックで前刑弁委員長のＹ会員が引っかかる。脱いでも脱いでも鳴り続ける警報に一同緊張したが、腰痛防止のコルセットが反応しただけであることが判明。ほっと一息。 |
| ２１日 初めてパリの朝、ホテルのラウンジにて、「昨日の夜中、７チャンネルですごい番組やってなかった？」とＩ会員。朝食時にふさわしい話題である。でもパリでは６チャンネルまでしか入らないのだけど…。もしかして、知らぬ間に有料チャンネルに繋がったのでは。パリに来てまで消費者事件か？ |
| ２２日 ムーラン・ルージュ前でＫ会員と別れ、モンマルトルの丘の上のサクレ・クレール寺院に向かうＮ会員。怪しい画家に捕まり、アラン・ドロンみたいだとおだてられ、似顔絵を描かれ、５０ユーロを要求される。でもよく見ると貧乏だと分かるＮ会員の姿に哀れと思ったか、画家は肩をすくめながら去って行った。絵の中のＮ会員はハンサムで、全く似ていなかった。 |
| ２３日 Ｙ会員の妹さん夫婦主催のパーティに出席、パリではフランス語会話を楽しみたいと豪語していた元書記官のＮさん。おお、フランス人と話している。「…なのよね。」え、なのよね？ でも、なぜかフランス人には通じている様子。不思議だ。 |
| フランス人はダンス好き。突如パリジェンヌ化したＮさんのお相手は、我らがナイトＫ会員。三曲踊って踊り疲れたＫ会員は、その夜一人パリの街に消えて行ったのだった。 |
| ２４日 揃ってベルサイユ宮殿に出かけたＩ、Ｋ、Ｎの三会員。ところが、Ｉ、Ｋ両会員は見学もそこそこにパリに戻り、向った先は「×××××博物館」。人類文化の深遠さに触れた両会員を待ち受けていたのは、近くの店の呼び込みの「スケベー、スケベー」の声。 |
| ２５日 一同、自動車で世界遺産モン・サン・ミッシェルへ。移動中も最後部座席を占領してスケッチに余念のないＯ会員とＩ会員の姿は美術愛好者の鏡。お互いの作品を褒め合いつつも、よく聞けばそれとなく批判も。ああ怖い、愛好者は。 |
| というわけでとても楽しかったパリ美術旅行。既に次回の旅行の話も持ち上がっており、美術に興味のある方はぜひ当美術同好会への入会をお勧めします。 |
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| 春期例会が６月４日に、１４名の参加者を得て開催された。 |
| 優勝者は、Ａグループが鈴木質会員、Ｂグループが中野勇夫会員であった。鈴木会員は、谷正昭会員との３子局に勝って勢いがつき、徳永勝会員、上田耕生会員、木村和夫会員を破って優勝した。柴野眞也会員が３勝１敗で準優勝となったが、鈴木会員に対し優位と思っているようで、木村会員に逆転負けを喫し対戦できないことを殊のほか悔しがっていた。 |
| Ｂリーグは参加者が３名と少なかったためＡリーグの人との交流戦も行って競ったが、中野会員が、柴野会員との８子局を落したものの他の３戦に勝利して優勝した。同会員は昨年の春期例会でも優勝し、ランクが上がってのものだけに価値があった。準優勝は、松下雄一郎会員であった。 |
| 常連の会員を含め参加者の減少が続き残念に思う。ヒカルの碁というコミックにより、小中学生の中からは興味を覚えた新規の打ち手が現れているが、成人には老齢化が進み何処でも参加数を減らしている。常連だった方の復帰参加と新人の新規参加を望みたい。例会は、緊張感もあるが和やかな雰囲気の中で進行しているし、楽しんで頂けるものと考えている。秋の例会に１人でも多くの参加者が現れることを願っている。 |
| （鈴木 質会員） |
| いろいろな相談にお応えします。 | ||||||||||||
| 横浜弁護士会総合法律相談センター | ||||||||||||
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| 編集後記 | ||||||||||||||||||||||||
| 前号に続きクールビズ。朝日新聞に「被告人みたい」という酷評が載りましたが、是非普及を。それに被告人も正装を。 | ||||||||||||||||||||||||
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