20005年12月号(4) |
10月17日新入会員歓迎会が華正楼本店で行われた。新入会員歓迎会は、ここ2〜3年新入会員を勧誘する各クラブが、新人を獲得すべく、所属の若手会員を多数出席させ、趣向を凝らすので大変に盛り上がる。今年も、新入会員40名、その他会員65名と多数の会員が出席した。新入会員の紹介では、日南ひまわり公設事務所から戻った吉川晋平会員がトップバッターとして挨拶し暖く迎えられた。クラブ紹介でも、チラシを配ったり、ユニフォーム姿になったりと盛り上がり、歓迎会は盛況のうちに終わった。紹介したクラブの連絡先を記しておくので興味のある方は連絡をしてみたら如何。 |
ビリヤード(57期畔柳秀勝)、野球(57期成田信生)、テニス(57期二井矢旬子)、サッカー(54期及川健一郎)、ゴルフ(47期澤田久代)、スキー(55期常磐重雄)、囲碁(41期三浦修)、将棋(36期高柳馨)、絵画(48期服部政克)写真(25期岡本秀雄)。 |
(服部 政克 会員) |
眼鏡で変身 |
第57期 近藤ちとせ 会員 |
横浜で弁護士を始めて早や1年が過ぎました。日々の失敗の連続を奮闘と呼んでよいものなのかよく分かりませんが、私の日々の状況についてご報告したいと思います。 |
まず、私の新人弁護士としての日々は、「間違えられる」ことから始まりました。被疑者や被告人と接見するために警察署に行けば、被疑者や被告人の妻と間違えられて家族用の面会申請用紙が手渡され、初めは弁護人欄の記載がない用紙のどこに署名をしてよいものかと戸惑いました。 |
また、少年と面会するために鑑別所へ行くと、少年の母に間違えられました。さらに、離婚調停のために裁判所へ行けば、書記官さんのみならず調停委員から調停の当事者と間違えられ、「今日は調停ですか、ご心労をお察しします」等と丁寧なご挨拶を受けたこともありました。加えて、事務所で消費者金融からの電話に出れば、「弁護士を出せ!」と怒鳴られることは日常茶飯事でした。 |
私は、スーツを着てバッジもしているのに一体自分の何がおかしくてここまで間違えられるのかと首をかしげる毎日でした。きっと私には、弁護士らしいと見られる何かが欠けているのだ…とあきらめかけたころ、私の「間違えられる」問題は突然解決しました。以前から使用していたコンタクトレンズをやめて眼鏡をかけるようになったところ、警察、裁判所、鑑別所と全ての場所で間違えられなくなったのです。消費者金融関係者からは、相変わらず間違えられていますが…。 |
弁護士の全てが眼鏡をかけているわけではないのに、私には眼鏡が必要だということは、眼鏡に象徴される何か(真面目さ?)が私には欠けていたということなのかと反省する毎日です。 |
もちろん外見上、弁護士と認識されるようになったとしても、胸を張って言えることではありませんが、中身はまだまだ未熟な状態です。とはいえ、新人には時間と足(かなり太めですが)があるので、「分からないことは急いで調べる」「どこへでも行く」をモットーにがんばっています。私にとって、弁護士らしき外見と内面のギャップを埋めるための奮闘はまだ始まったばかりです。 |
10月15日、午後からは雨という天気予報をものともせず薄日も差し込む中、横浜法曹名物の対抗ソフトボール大会が今年も横浜スタジアムにて開催された。 |
今年の弁護士会は、初戦の裁判所戦の1回表にいきなり5点を失って、例年主力となる野球部員を試合で欠く守備面での不安が現実のものになったかとも思われた。しかし、2回以降立ち直った船橋俊司投手のがんばりで持ち直し、5回裏には6点を入れるビッグイニングを迎えた。そして、最終回の7回表に再び一旦はリードされたものの、その裏2点を入れ、初戦8対7の劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。 |
続く、第2試合は、修習生を17対5の大差で下した検察庁との対戦となり、点を取られては、取り返す決勝戦にふさわしい好ゲームとなった。そして、弁護士会は、ここでも、5回裏に茆原正道会員の満塁走者一掃のタイムリーなどで一気に5点を奪って逆転し、続く検察庁の最終回の攻撃を1点に抑えて、辛くも13対11の逆転勝ちで、2年連続の優勝を勝ち取った。 |
なお、初戦で検察庁に大敗した修習生と裁判所との3位決定戦は、弁護士会との試合で力を使い果たした裁判所を修習生が14−3で破った。 |
試合後は球場内のレストランにおいて懇親会が和やかに行われ、各チームから優秀選手2名が発表された。弁護士会からは、初戦と決勝戦で、それぞれ投手として文字通りチームを背負い、また、打撃面でも活躍した船橋会員と村松雄太会員が選出された。 |
本田 正男 会員 |
いろいろな相談にお応えします。 | |||||||||||
横浜弁護士会総合法律相談センター | |||||||||||
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[本部] | |||||||||||
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お悔やみ申し上げます | ||
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編集後記 | ||||||||||||||||
相対性理論とは全く関係ないのですが、1年の早さが年齢とともに加速され、今年も12月号となりました。新しい年に向けて新生の始まりです。今月号も盛沢山な内容となりました。特に新入会員の数には驚かされるばかりです。弁護士会の新しい時代を益々感じさせます。 | ||||||||||||||||
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