神奈川県弁護士会とは
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会長就任のご挨拶
緑が目にはゆる季節となりました。皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、私は、平成25年4月1日から平成25年度横浜弁護士会会長に就任いたしました。
横浜弁護士会は、神奈川県内に法律事務所のある弁護士・弁護士法人が加入している弁護士法に基づく強制加入団体です。その会員数は、平成25年4月1日現在、1358名そのうち川崎支部所属の会員が190名、小田原・平塚・厚木などの県西支部が102名、横須賀支部が36名、相模原支部が65名、その余の965名が本部(横浜地方裁判所本庁管轄内)に所属しております。
神奈川県民900万人の法律相談に応えるため横浜弁護士会総合法律相談センターを設けており、各種専門相談も実施しております。また、県民の皆様により利用しやすい法律相談センターになるよう、交通至便の横浜駅西口に新たな法律相談所を開設いたしました。さらに、従来より高齢者・障害者の方々の権利擁護のための「みまもりダイヤル」や、事業者の皆様の相談のための「ひまわりホットダイヤル」を行ってまいりましたが、高齢社会を見据え、この度、新たに遺言・相続に関する無料電話相談「遺言・相続お悩みダイヤル」を開設いたしました。
一昨年3月11日に発生した東日本大震災の被災者及び原発被害者に対する支援活動についても、弁護士会が引き続き取り組んでいくべき課題と考えております。
刑事事件においても被疑者段階から国選弁護人、また少年事件に対する付添人の選任等各種の分野で県民の皆様のニーズに応えるべく活動に励んでおり、これら国費による弁護人・付添人の選任が拡大されるよう引き続き努力してまいる所存です。その他、人権救済活動、犯罪被害者支援活動、貧困問題等など、人権擁護に関わる活動については、弁護士・弁護士会の使命として、引き続き力を入れてまいります。
今後とも、弁護士会の果たすべき役割をしっかり見据え、頼りがいのある弁護士会活動を行って参りたいと存じますので、一年間どうぞ宜しくお願い申し上げます。
平成25年4月1日
仁平 信哉