神奈川県弁護士会とは
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会長就任のご挨拶
皆様には、益々ご清栄のことと存じ上げます。
さて、私は平成26年4月1日から、平成26年度の横浜弁護士会会長に就任いたしました。
横浜弁護士会は、神奈川県内に法律事務所を持つ弁護士・弁護士法人が全て加入している団体です。会員である弁護士の人数は平成26年4月1日現在で、1426名、うち川崎支部所属の会員は 192名、小田原・厚木・平塚などの県西支部所属弁護士数は111名、相模原支部が71名、横須賀支部には42名、残りの横浜・藤沢・鎌倉などの横浜支部本庁管内所属の弁護士数は1010名となっています。
神奈川県は今や900万人を超える全国2位の人口と18万社以上の中小企業等を抱える県となっています。そこで、横浜弁護士会では法律相談センターを設けているほか、事業者のための「ひまわりほっとダイヤル」、障害者・高齢者のための「みまもりダイヤル」などを設置し、様々な法的ニーズに対応できるよう取り組んできています。
また、東日本大震災被災者や原発被害者のための支援活動も重要な課題の一つと位置づけ活動を続けています。
刑事事件の分野においても、被疑者段階からの国選弁護人、今年中に範囲が拡大される予定の国選付添人をはじめとして、裁判員裁判に対する対応、被害者参加の支援などの分野においても精力的な活動を行ってきています。
その外にも、いうまでもなく憲法問題や貧困問題、子どもの人権・消費者運動などの人権擁護活動は、弁護士及び弁護士会の基本的使命として、これからも力を注いでいく所存です。
私ども弁護士会としては、これらの役割をしっかりと自覚して、県民のニーズに応えられる、頼りがいのある弁護士会となるべく努力していきたいと思いますので、1年間どうぞよろしくお願い申し上げます。
平成26年4月1日
小野 毅