2024年11月25日更新
2024年11月4日の人権シンポで、「最高裁判所と選択的夫婦別姓~現状の課題と今後の展望」を開催しました。第一部では、第一次訴訟で制度が違憲であると指摘された元最高裁判事の櫻井龍子さんから、御講演をいただきました。櫻井龍子さんは、わが国のジェンダー問題の歴史から振り返り、御自身のキャリアにも引き付けてこの問題を深く掘り下げていただきました。第二部は、櫻井龍子さんに加え、経団連において、本年、制度の早期実現を求める提言の公表に大きくご尽力された大山みこさん、第三次選択的夫婦別姓訴訟の原告御夫妻である黒川とう子さんと根津充さん、および同弁護団長の寺原真希子さんにも加わっていただき、パネルディスカッションを行いました。それぞれの立場から、制度の実現が多様性ある社会にとって重要であること、個人の尊厳などにかかわる人権の問題であることなどを、お話いただき、大変盛り上がり、充実したシンポジウムとなりました。
日弁連会長からも制度実現に向けた熱いビデオメッセージを頂戴しました。
参加された皆様からも大好評でした。
御出演、御参加された皆様に心から御礼申し上げます。
「最高裁判所と選択的夫婦別姓~現状の課題と今後の展望」 第1部 【基礎公演】 講師 櫻井 龍子さん(元最高裁判所判事) 第2部 【パネルディスカッション】 「パネリスト」 櫻井 龍子さん(元最高裁判所判事) 大山 みこさん(経団連)、寺原真希子さん(弁護士) 黒川 とう子さん(訴訟原告)、根津 充さん(訴訟原告)
会場参加(定員480名)及びZoomウェビナー参加(定員500名) 参加無料・申込不要 <会場> 開港記念会館 講堂
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