2019年05月23日更新
憲法に自衛隊を明記する憲法9条の改正案が示されていますが、議論はまったく深まっていません。自衛隊を明記することで、何が変わるのか、何が問題なのかについて、じっくり考え、議論する必要があります。憲法学者の立場からこの点について積極的に発信されている青井未帆さんをお招きし、さまざまな角度からお話しいただきました。講演後の質疑応答の時間では、多くの質問がなされ、充実したひとときを持つことができました。参加して下さった皆様、どうもありがとうございました。
憲法に自衛隊条項を書き込むという憲法改正案が議論されています。
自衛隊条項を書き込むことにどういう意味があるのか、憲法9条2項との関係はどう解釈されるのか、安保法制との関係はどうなのかなどさまざまな疑問があります。
また、憲法の基本理念である恒久平和主義はどうなるのか、この国や社会の在り方はどう変わっていくのかなど大きな視点からも考えて行く必要があります。
気鋭の憲法学者である青井未帆教授をお招きし、じっくりお話を伺いたいと思います。
青井 未帆さん
学習院大学法科大学院教授。専攻は憲法学。 著書に「憲法と政治」(岩波書店)、「憲法Ⅰ人権」(有斐閣・共著)、「『改憲』の論点」(集英社・共著)、「憲法改正をよく考える」(日本評論社・共著)などがある。
※神奈川県弁護士会では、当イベントの内容を記録し、また成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影及び録音を行っております。撮影した写真・映像及び録音した内容は、当会の広報誌や書籍、DVDのほか、ホームページ、パンフレット等に使用させていただくことがあります。
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