2018年02月23日更新
憲法施行70年を記念した連続講座の第6回を開催しました。原発被害 ~ふるさとを奪われて~をテーマに、原発事故避難者の方から被害の実情を具体的にお話しいただき、また、日弁連 憲法問題対策本部 副本部長の伊藤 真弁護士からは、原発被害を憲法の観点から話していただきました。原発事故から7年、事故のことを改めて振り返り、いまなお続く被害を見つめ直すことができました。会場は170名もの参加者であふれ、大変好評でした。ご参加下さった市民の皆様、誠に、ありがとうございました。
憲法13条には「すべての国民は、個人として尊重される」とあります。人間が尊厳ある命として生きるためには欠くべからざるものがあります。 生命・身体の安全はもちろんのこと、豊かな自然、生活の基盤となる生業、人とのきずな、隣人と分かち合ったり、支え合う生活、ふるさと、・・・ 福島の原発事故は、一瞬にしてそれらを奪いました。そのとき時計の針が止まったかのように、今も被害が続いています。被災者の方の声に耳を傾け、伊藤真先生のご講演を通して、憲法13条が守ろうとしている大切なものをともに学びませんか。
※神奈川県弁護士会では、当イベントの内容を記録し、また成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影及び録音を行っております。撮影した写真・映像及び録音した内容は、当会の広報誌や書籍、DVDのほか、ホームページ、パンフレット等に使用させていただくことがあります。
PDFファイルが開きます。日本国憲法施行70年記念連続講座 第6回「~ふるさとを奪われて~原発被害」
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