2017年08月29日更新
憲法施行70年を記念した連続講座の第二回を開催しました。 神奈川新聞デジタル編集委員の石橋学さんを講師に招き、ヘイトスピーチについて、差別と表現の自由の観点からお話しいただきました。 ヘイトスピーチの具体的被害や、ヘイトスピーチによって差別される側の表現の自由が侵害される構造を、掘り下げた取材に基づいて、丁寧に話していただきました。 弁護士会の5階の会場は150名もの参加者で満席となり、大変有意義な時間となりました。 ご来場くださった皆様、誠に、ありがとうございました。
神奈川県川崎市では、これまで繰り返しヘイトスピーチデモが行われ、昨年6月3日にヘイトスピーチ解消法が施行された直後も、同様のデモが実施され、また、ネット上のヘイトスピーチもすさまじいばかりです。
これらは、差別(憲法14条)であり、個人の尊厳を著しく侵害するものです(憲法13条)。
表現の自由(憲法21条)やその規制はどうあるべきなのか。
神奈川新聞「時代の正体」でこの問題に真正面から取り組んでこられた石橋学さんのお話をお聞きします。
私たちの社会は差別とどう向き合うのか。ご一緒に考えたいと思います。
※神奈川県弁護士会では、当イベントの内容を記録し、また成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影及び録音を行っております。撮影した写真・映像及び録音した内容は、当会の広報誌や書籍、DVDのほか、ホームページ、パンフレット等に使用させていただくことがあります。
PDFファイルが開きます。日本国憲法施行70年記念連続講座 第2回「ヘイトスピーチ~差別と、表現の自由と~」 (974KB)
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