2015年02月16日更新
当日は465名の方々にご来場いただきました。 刑事弁護センター運営委員会、消費者問題対策委員会、人権擁護委員会・憲法問題対策本部(共催)、高齢者・障害者の権利に関する委員会がそれぞれシンポジウムを実施しました。 刑事弁護センター運営委員会のパネルディスカッションは、映画監督の周防正行さん・神奈川新聞の鈴木さん・当会の岡田尚会員によるもので、取調の全過程録音・録画の必要性について、市民のみなさまとともに考えるという企画でした。 昨年、法制審議会において、一部の事件につき、取調の全過程を録音・録画すべきである旨の答申がなされ、平成27年通常国会にて、答申どおりの立法化がなされる予定です。 一部といえども、捜査機関に取調の全過程録音・録画を義務づける法制化は史上初のことであり、そのことは意義深いものであるとしても、対象事件が一部に限定されていることは問題であるとして、その対象を全ての事件に拡大すべく、今後も運動を展開していくべきであるとの点で、パネリストの意見が一致しました。 消費者問題対策委員会主催のシンポは、横浜国大の西村隆男教授を招いて、学校や職場・地域や家庭で、消費者教育を充実させるためには何が必要かを伺いました。 人権擁護委員会・憲法問題対策本部は、チーム口ベタによる朗読劇と、神奈川大学法科大学院教授の阿部浩己さんによる講演を行いました。まさに時事的な憲法問題を劇仕立てによる笑いと国際人権法の立場からのわかりやすい説明により会場の共感をえました。 高齢者・障害者の権利に関する委員会は、横浜高島屋の大橋恵子さんを招いて、しょうがい者雇用の取組みについて熱い説明と、しょうがいのある方の生の声を聞くことができました。 また、人権賞贈呈式も多数の来場者の見守るなか、盛況に終わることができました。 ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
※各イベントの詳細はPDFをご覧ください。
10:00-12:00(6号室:定員110名)
講師:西村 隆男 さん(横浜国立大学教授)
[写真:周防正行さん]
13:00-15:00(講堂:定員418名)
パネリスト 周防 正行 さん (映画監督) 鈴木 達也 さん (神奈川新聞報道部長) 岡田 尚 弁護士(横浜弁護士会会員)
15:15-15:45(講堂)
16:00-18:00(6号室:定員110名)
講師:大橋 恵子 さん (株式会社髙島屋横浜店総務部人事グループ販売支援担当係長)
16:00-18:00(講堂:定員418名)
※神奈川県弁護士会では、当イベントの内容を記録し、また成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影及び録音を行っております。撮影した写真・映像及び録音した内容は、当会の広報誌や書籍、DVDのほか、ホームページ、パンフレット等に使用させていただくことがあります。
PDFファイルが開きます。人権シンポ in かながわ2015 (350KB)
PDFファイルが開きます。人権シンポ in かながわ2015 憲法2本立て (330KB)
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