2014年05月19日更新
今年3月13日に、「労働法制規制緩和に強く反対する会長声明」を発表し、これに基づく取組みとして、今回の「労働法制規制緩和に強く反対する集会」を開催しました。
日本労働組合総連合会神奈川県連合会、神奈川県労働組合総連合、神奈川県労働組合共闘会議からご挨拶をいただきました。
当会会員による情勢報告に続けて、中央大学法学部毛塚勝利教授からは「安倍政権の『雇用改革』の論理と非論理」と題して、労働法制規制緩和の根拠として主張されていることと各規制緩和案との論理的整合性が欠けていることについて、ご講演をいただきました。
また、非正規労働問題やブラック企業問題についてのコミカルな朗読劇の上演や、派遣労働の現場の実態を当事者やNPOが報告し、労働法制規制緩和反対を訴えました。
そして、最後には約220名の参加者が肩を組んで合唱し、盛況のうちに終了しました。 ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
政府の政策では派遣社員や有期契約社員が正社員になる機会を奪い、ともすると生涯非正規労働のまま。いつ解雇されるか分からない、そんな不安定な非正規労働を永続化させる政府の政策は絶対許せません! 横浜弁護士会では、そんな悪質な労働法制規制緩和に断固反対する集会を開催します。 あなたも、そしてあなたの身近な人は大丈夫ですか。 横浜弁護士会と共に声をあげ、政府の規制緩和に歯止めをかけましょう!
<講師紹介> 専門分野:社会法学(労働法) 論文「労働契約法の成立が与える労使関係法への影響と今後の課題」(2008年6月 季刊労働法、労働開発研究会)「労働契約法制を考える」(1995年1月 中央労働時報、中央労働委員会)など
◇労働現場からの報告
◇寸劇
※神奈川県弁護士会では、当イベントの内容を記録し、また成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影及び録音を行っております。撮影した写真・映像及び録音した内容は、当会の広報誌や書籍、DVDのほか、ホームページ、パンフレット等に使用させていただくことがあります。
PDFファイルが開きます。労働法制規制緩和に強く反対する集会 (293KB)
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