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イベント情報(2014年度)

憲法問題シンポジウム『浜矩子さん来たる!アベノミクスはどこへ行く 安倍政権の「富国強兵政策」を問う』

2014年06月13日更新

開催結果報告

 同志社大学大学院ビジネス研究科教授の浜矩子さんに「アベノミクスはどこへ行く 安倍政権の『富国強兵政策』を問う」と題してご講演いただき、日弁連憲法問題対策本部副本部長の伊藤真さんからは「集団的自衛権行使をめぐる現状と問題点」と題してご報告をいただきました。
 伊藤さんには最新の情報にも触れながら、憲法の本質に立ち返って集団的自衛権行使をめぐる現状と問題点をわかりやすくご報告いただきました。
 浜さんには、ご専門の経済学の立場から、アベノミクスが人間に目を向けていない政策であること、安倍政権は、「強兵」のために「富国」をめざすものであることなどをユーモアたっぷりに語っていただきました。また、私たちがめざすべきところは多様性と包摂性の出会う場所であり、日本国憲法がまさに多様性と包摂性の出会う場所であると感動的に締めくくっていただきました。

 おかげさまで多くの皆様に足を運んでいただき、1,100名定員の会場でしたが、開演前にすでに満席となってしまい、多数の皆様にご入場いただけないという不手際がございました。誠に申し訳なく、心からお詫びいたします。

 

横浜弁護士会では、憲法問題を考える連続シンポジウムを開催しています。

安倍政権は昨年特定秘密保護法を成立させ、さらには、武器輸出3原則も緩和し、長年政府の憲法解釈として、認められないとされてきた、集団的自衛権の行使を、政府解釈を変更することによって容認しようとしています。
安倍政権は、また、日本を世界で企業が一番活動しやすい国にするとして、一方で、経済特区の創設や、法人税減税などの企業優遇策を推進し、他方で、労働者派遣法の改正や社会保障費の削減などを押し進めようとしています。
浜矩子さんは、この一連の動きを「富国強兵政策」であると看破しています。
アベノミクスと何なのか。安倍政権の狙いは何か。私たちは「富国強兵政策」の末にどこへ向かうのか。
浜矩子さんの講演を聞いて、一緒に考えてみませんか。
皆様のご参加をお待ちしています。

開催日 2014年(平成26年)6月12日(木) 19時~(開場:18時30分)
事前申込み不要・入場無料
場所 関内ホール大ホール (定員1,100名)
講演 講師・浜 矩子(はま のりこ)さん
報告 「集団的自衛権行使をめぐる現状と問題点」
報告者・伊藤真さん(弁護士・日弁連憲法委員会副委員長)
お問い合わせ 横浜弁護士会 TEL:045-211-7705

<講師プロフィール>
浜 矩子さん
同志社大学大学院ビジネス研究科教授
専門はマクロ経済分析・国際経済
『グローバル恐慌』(2009年 岩波新書) 『「通貨」を知れば世界が読める』(2011年 PHPビジネス新書)『新・国富論グローバル経済の教科書』(2012年 文春新書)『老楽国家論反アベノミクス的生き方のススメ』(2013年 新潮社)『アベノミクスの真相』(2013年 中経出版)など著書多数。

 

※神奈川県弁護士会では、当イベントの内容を記録し、また成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影及び録音を行っております。撮影した写真・映像及び録音した内容は、当会の広報誌や書籍、DVDのほか、ホームページ、パンフレット等に使用させていただくことがあります。

 
 
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