2015年03月09日更新
2月21日、当会主催、日弁連・関弁連・東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会共催で、集団的自衛権にNO!かながわ大集会を開催しました。天候にも恵まれ、会場の山下公園おまつり広場には、当会会員のみならず、実に8000名を越える市民・県民・他会の弁護士の皆様にお集まりいただき、大いに盛り上がりました。
集会は、当会会長の挨拶に始まり、浜矩子さん(同志社大学大学院教授)、村越進さん(日弁連会長)、阿部浩己さん(神奈川大学法科大学院教授)、半田滋さん(東京新聞論説委員兼編集委員)、国会議員の皆さんのリレートークへと続きました。それぞれのご専門の立場からの冷静かつ情熱あふれるトークに盛んに拍手が送られていました。
リレートークの合間には「集団的自衛権にNO!」「平和がいちばん!」というシュプレヒコールが行われ、会場一面にシュプレヒコールの文言が書かれた黄色と水色のプラカードが掲げられました。
集会の終わりには、「全ての、平和を愛するみなさん」で始まる集会アピールが採択され、共催の関弁連の若旅一夫理事長の閉会挨拶で幕を閉じました。 暖かい早春の光の降り注ぐ中、会場には「集団的自衛権にNO!」「平和がいちばん」と印刷された2000個の黄色い風船が揺らめいていました。
閉会後、桜木町駅と赤レンガ倉庫そばを目指して、2つのルートでパレードを行いました。 プラカードや風船やひまわりの花を手に持ち、シュプレヒコールを上げながら、行進しましたが、沿道の人たちから手を振って頂いたり、励ましの声を掛けて頂いたりしました。 この集会及びパレードの開催にあたっては、多くの市民・県民・他会の弁護士の皆様がご協力して下さいました。このように無事成功裡に終えることができ、会として、改めて、心から御礼申し上げます。皆様、本当にありがとうございました
2014年7月1日、政府は、集団的自衛権の行使などを容認する閣議決定を行いました。
集団的自衛権の行使を容認することは、憲法9条に反します。 政府が閣議決定で集団的自衛権の行使を容認することは、憲法が、国の最高法規であって、政府もまた、憲法の縛りの下にあるという立憲主義にも反します。
政府は、今国会において、集団的自衛権の行使等を可能にするための自衛隊法の改正その他の立法措置を取ろうとしていますが、これらの立法措置もまた、憲法に違反します。
当会では、これらのことを、今一度、広く、県民・市民の皆様に訴え、ともに、日本国憲法の平和主義及び立憲主義を堅持していくべく、以下のような大集会&パレードを企画しました。 ゲストに、阿部浩己氏(神奈川大学法科大学院教授)、浜矩子氏(同志社大学大学院教授)、半田滋氏(東京新聞論説委員兼編集委員)らをお招きし、リレートークをお願いしています。
県民・市民の皆様、ぜひ、ご参加下さい。
※神奈川県弁護士会では、当イベントの内容を記録し、また成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影及び録音を行っております。撮影した写真・映像及び録音した内容は、当会の広報誌や書籍、DVDのほか、ホームページ、パンフレット等に使用させていただくことがあります。
PDFファイルが開きます。考えよう!集まろう!声をあげよう!集団的自衛権にNO!2.21かながわ大集会(A4縦版) (399KB)
PDFファイルが開きます。考えよう!集まろう!声をあげよう!集団的自衛権にNO!2.21かながわ大集会(A4横版) (492KB)
PDFファイルが開きます。2.21集会アピール (103KB)
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