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イベント情報(2013年度)

平成25年度 中小企業シンポジウム 知財経営その活用

2013年10月21日更新

開催結果報告

今回で7回目となる中小企業シンポジウムを、平成25年9月13日に開催いたしました。
このシンポジウムは毎年異なったテーマで開催しており、今年は「知財経営 その活用」といたしました。

当会会員の中道徹弁護士には、中小企業が知財に取り組む意義という大きな視点から契約書の条項などの具体的なことまで、有意義な基調講演をしていただきました。プレゼン資料がテンポよく工夫されており、こういうところからも、技術のわかる弁護士ということを伝えられるのだと感心いたしました。

弁理士の神原貞昭先生には、手続の流れなどの基礎的なことをベースにしながらも、事業に応じた権利の種類や出願地域の選択などの実践的なお話をいただきました。これから知財に活用しようとする企業にとっても、既に取り組んでいる企業にとっても、有用な情報提供となったと思います。

パネルディスカッションでは、横浜知財みらい企業に認定され、平成25年度には経済産業省・特許庁の知財功労賞を受賞されたレーザーテック株式会社の小川潔様より、まさに同社が取り組んできた実例をご紹介いただき、それを中心に討論が行われました。今や上場企業ですが、お一人で取り組んでこられた小川様のお話は、中小企業にとっても励みになるものだったと思います。

その他にも、横浜市や日本政策金融公庫からも補助金や融資の紹介など、参加していただいた企業の方にはご満足いただけるほどの盛り沢山の内容でした。

 

知財経営その活用
― 活きた知財と身近な専門家―

  1. 『知財を活かす』―ライセンス契約―
    知的財産権は、持っているだけでは意味がなく、それをいかに『活かす』かが知財経営の根幹です。そのためにはライセンス契約の知識が欠かせません。今日はそのポイントと弁護士のできることをお教えします。(中道徹弁護士)
  2. 知的財産取得の手続きとその留意点
    「知的財産権の手続きは大変では?」「法務部がなくても大丈夫?」「日本の特許は外国でも有効?」。そんな不安を解消するため、手続き、費用、留意点や工夫等を説明します。(神原貞昭弁理士)
  3. パネルディスカッション―知財経営の実際―
    知財経営の実際とはどういうものか、平成24年度横浜知財みらい企業に認定され、上場も果たした、レーザーテック株式会社の知財専任の方においで頂き、パネルディスカッション形式で中道弁護士、神原弁理士とともに、知財経営の実際についてお話を伺います。
  4. 知財経営推進のための横浜市の取組み
  5. 知的財産経営への援助

 

日時 平成25年9月13日(金) 午後2時~午後4時30分
場所 神奈川中小企業センタービル14階 多目的ホール
講師
弁護士 中道 徹
米国ジョージ・ワシントン大学ロー・スクール卒業 法学修士(知的財産権)。東京の大手法律事務所勤務後、自らAE海老名・綾瀬法律事務所を設立。日弁連知的財産センターの委員や、横浜弁護士会知的財産研究会に所属して精力的に活動する傍ら、横浜国立大学法科大学院にて後進の指導にあたっている。
弁理士 神原 貞昭
東京都立大学工学部電気工学科卒業 弁理士。大手企業に勤務中弁理士資格を取得し、その後独立して神原特許事務所を設立。日本国際知的財産保護協会,アジア弁理士協会、日本知財学会等に所属。現在、東京、大阪の各裁判所の専門委員を務めている。
その他 入場無料
主催 横浜弁護士会
共催 日本弁護士連合会

 

同時開催無料法律相談会

※同日、無料法律相談会も実施します。お申込みはPDFを参照ください。

日時 平成25年9月13日(金)
希望時間 1枠30分 (1)1時30分~ (2)2時00分~ (3)2時30分~ (4)3時00分~
相談会場 横浜弁護士会
相談内容 1.債権回収 2.労務問題 3.契約問題 4.事業承継・相続問題 5.不動産問題 6.クレーム・トラブル 7.知的財産権(特許・著作権など) 8.株主総会・取締役会 9.事業譲渡・M&A 10.財務リストラ・会社再建 11.その他
その他 予約制
(お申込みはPDFを参照ください)
問い合わせ先 横浜弁護士会業務課 045-211-7705

 

 
 
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