2013年10月01日更新
社会学者の上野千鶴子さんに、「どんな憲法がほしいのか? 上野千鶴子が自民党憲法改正草案を斬る」と題して講演をいただきました。 講演では、改正草案の個別検討とともに、改憲・護憲とは別の憲法を選び直そうという「選憲」の考え方、個人よりも国家の安全保障を優先しようとするのが自民党草案であるといった最後の纏めまで、幅広い知識と精緻な思考に裏付けされた大変に有意義な話しをお聴きすることができました。 合間に「おひとりさま」の話しなどを交えながら878名の参加者の関心を引き続け、盛況のうちに1時間半が経過しました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
昨年公表された自民党憲法改正草案は、国防軍の創設を打ち出したばかりか、「公益及び公の秩序」による人権の制限を認めたり、天皇を元首として、国民に国旗及び国歌の尊重義務を課したり、家族の尊重を掲げたりなど、個人の尊重を大きく後退させ、国家や社会の利益を優先するという極めて復古調の色合いが強いものです。 自民党憲法改正草案の何が問題なのか、これによって私たちの社会や生活はどう変わるのか、そして私たちはどんな憲法を望むのかについて、上野千鶴子さんと共に考えたいと思います。 皆様のご参加をお待ちしております。
PDFファイルが開きます。[緊急企画] 憲法問題シンポジウム 第3弾 ~どんな憲法がほしいのか?~ (917KB)
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