2013年07月10日更新
当日は100名超の方々にご来場いただきました。 広島弁護士会の井上正信弁護士に、「~憲法『改正』は必要か 私たちの選択~」と題して講演をいただきました。 講演では、自民党憲法改正草案の目指すものは何か、そして日本を取り巻く国際環境の中での安全保障のあり方について、幅広い知識と精緻な思考に裏付けされた大変に有意義な話しをお聴きすることができました。 途中で帰る方もほとんどなく盛況のうちに2時間が経過しました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。 9月26日にも憲法シンポジウムを予定しておりますので、今回残念ながらいらっしゃることができなかった方もふるってご参加下さい。
2012年4月に自民党憲法改正草案が発表されて一年が経ちます。 同年12月の衆議院選挙では、自民党を始めとする改憲勢力が圧勝しました。 衆参両議院の憲法審査会での議論も着々と進められています。 いま、改憲派が、真っ先に進めようとしているのが、憲法96条を改正し、憲法改正の手続要件を緩和することです。 ひとたび憲法96条が改正されれば、その後、憲法9条を始めとする、日本国憲法の基本原理が大きく変えられていく懸念があります。 自民党憲法改正草案によれば、憲法前文の平和的生存権の規定が削除され、自衛隊は国防軍へと変えられようとしていますが、それによって、これまでの私たちの社会や生活はどう変わるのかについて、ともに学びたいと思います。 平和問題に長年取り組み、日本の安全保障問題について多数の論考を発表している弁護士の井上正信さんを講師にお招きします。 私たちは何を選択するのか。 参議院選挙前にともに考えてみませんか。
PDFファイルが開きます。憲法問題シンポジウム 憲法96条「改正」の先にあるもの 私たちの社会はどう変わるのか (146KB)
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