2014年03月11日更新
日本弁護士連合会秘密保護法対策本部副部長である海渡雄一弁護士に、「これからどうする秘密保護法」と題して講演をいただきました。 講演では、軍事技術と表裏の関係にある原発問題その他、市民の命と生活に不可欠な情報が、重い刑罰によって秘匿されてしまう危険性が、豊富な具体的事例に基づいて話されました。また、この法律が国際原則(ツワネ原則)からもかけ離れたものとして、その廃止の必要性を改めて市民と共有することができました。 福島原発の話から始まり、96名の参加者の関心を引き続け、盛況のうちに終了しました。
講演後は時間が限られた中質疑応答を行い、会場からは講師が回答に困るような難しい質問も飛び出しました。 ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
国民の多くの反対にもかかわらず、昨年12月6日特定秘密保護法が、国会において強行採決されました。 横浜弁護士会も、直ちに抗議し見直しを求めました。 この法律は、1年以内に施行されようとしています。 この国の民主主義のために、改めて何が問題か再確認し討論し、この法律の廃止をめざしましょう。
PDFファイルが開きます。学習討論会・これからどうする 秘密保護法 (173KB)
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